旅の短篇集 秋冬 (角川文庫 は 9-11)

著者 : 原田宗典

• KADOKAWA (2001年2月23日発売)

感想・レビュー・書評

[tikuoさんの感想 · 2016年2月2日]

「春夏」であまり良い評価ができなかったが、こちらも。すんなりと速く読めたが、完全に読む方も消化試合。

話としては、「春夏」とほとんど変わらない。約1ページの「ちょっと不思議なストーリー」をだらだらと1冊分まとめた形である。

もともとのラジオ朗読や、月間の雑誌の隅にイラストか写真入りで掲載されていそうな作品ばかりで、まとめて読むのは正直つらい。途中で、有名な童話のパロディーなどを取り混ぜたあたりは少し読めるものだったが、おそらくテーマにある「旅のおみやげ(物)」というのが悪く影響して、「春夏」同様にオチのカブリが非常に多い。

また、「冬」がさらにクセモノで、雪とサンタクロースのネタが延々続くのは考えものだ。

編集次第でもう少し読めるものになるのかもしれないが、わざわざ買って読むような話ではない。

[ha_ruuさんの感想 · 2011年2月22日]

寝る前に読みたい本。もちろん秋冬の季節に。

[yumiさんの感想 · 2010年10月13日]

春・夏とあわせて持ち歩きたい。一人で旅がしたくなる〜

[haruさんの感想 · 2010年6月21日]

2004年2月15日購入。
2004年3月9日読了。

[rojiyさんの感想 · 2009年10月29日]

ラジオで出会いました。独特の世界観に引き込まれます。

[及子さんの感想 · 2008年6月18日]

擦れるほど読みました

[雨兎さんの感想 · 2007年9月22日]

話も雰囲気も見開き１ページに話が収まっているところも、緑色で印刷されてあるところも全部好み。全部面白い。旅にもって行きたい本の一冊。

[ごっつさんの感想 · 2006年3月2日]

すごくFANTASY。それでいて優しい。ショート・ストーリー集です。ラジオ「ジェット･ストリーム」のものをまとめたやつです。この他に春・夏もあります。
この本、私の中でリピ率高いです。

[あさみさんの感想 · 2005年10月19日]

見開き１Ｐの短編がずっと続く本です。
何かの合間合間に読んでいけるやさしい話が綴られた素敵な本。
印字の色も好み。

[豆子さんの感想 · 2005年6月18日]

こちらは冬バージョン。
どっちかというとこっちのが好き。
最後の後書きも粋。短編なので休みたい時息抜きに読むと良いかも。

著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」