- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041799017
作品紹介・あらすじ
でるわ、でるわ、へ理屈の山。いや、コリクツの山。ついつい見落としがちな、日常生活の中のちっちゃな物や出来事を、キリコ流のレンズで眺めてみると…。ラジカルなまでに、自分の嗅覚に忠実であろうとするキリコ女史の姿に、大ヒット・コミック「いまどきのこども」「シニカル・ヒステリー・アワー」の超ギャグ・キャラクター達の原点を見た。キリコ・ファンを代表して、あの坂本龍一教授と矢野アッコちゃんが、女史の素顔や作品にせまる、三者スーパー対談おまけつき。
感想・レビュー・書評
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漫画家玖保キリコさんのエッセイ本。
ファンの人が楽しむ本、といったところだけど、
後の方に怒濤のように文字が並ぶ海外滞在記たち(1つとかじゃなく1ヶ月滞在が3つくらい)がとても面白かった。時代は80's。NYもCBGBが普通に繁盛してる時代で、跡地しか見れない時代の私には憧れの情景が綴られていたりするし、パンクスもうろちょろしてたんだろうって思うとさらに羨ましい。
その旅行日記に色んな映画、美術館が綴られているので、
読んだ後に映画たくさん見たくなったり、美術館行きたくなったり、マンガなり何か創作活動したくなる本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「いまどきのこども」「シニカル・ヒステリー・アワー」などで有名な玖保キリコさんのエッセー。
上記の代表作は持ってないのに、このエッセー集と通信販売でのみ売ってたレコードだけは今でも持っている。
なんだろう、クレヨンしんちゃんが出たときに違和感を感じなかったのは彼女の作品を知っていたからかなーとも今は思う。
この本、エッセーもよいのだが巻末に坂本龍一、矢野顕子との鼎談が入っていて、それを読むのもまたいいんだな。
本棚からひっぱりだしたついでに読み直そうかな。 -
面白いマンガを書く人は、文章も面白い。
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再読何度目だろう。
また、きっと読み返すことでしょう。大好きな本。