アムリタ 上 (角川文庫 よ 11-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1202
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041800041

感想・レビュー・書評

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  • ばななさんにしては長いお話だし、オカルトだし、でも読み始めたら流石、一気に読めました。凄く沢山の人物が出てくるのに、それぞれ個性があって生かし切れてるのが凄いなぁと思います。個人的に下巻に載ってる書き下ろしその後ストーリーが好きです。竜一郎の浮気の件が。

  • 【メモ】死んだ妹の恋人・弟・高知

  • イギリス時代に日本から送ってもらった小説のひとつ。
    ちなみにもうひとつは「ノルウェイの森」。
    とにかく私が生きていくうえで、絶対的に必要な小説です。

  • (2007.2.18・上下巻読了)

  • 吉本ばなな祭り第2弾に選んだのがこの本。もうすっかり内容を忘れていたので、読み直したというよりは初めて読んだ気分。だらだらと長い感があり、途中疲れました。哀しい予感の方が好きだな。というわけで星は3つとさせてもらいます。

  • 1997/9/8

  • 雰囲気がすごくよい。最初の朔美が起きてくるとことか、真夜中にコーヒーを淹れてるとことかがとても好き。「家族」の描き方が本当にうまい。

  • 繊細で優しい物語。ばななさんの書く家族が大好きです。とても心に残る、ずっと大切にしていきたい言葉があります。

  • 絶妙。
    頭を通らず、ダイレクトに心を響かせる本。

  • 大山さんに馬鹿にされてからもう一回吉本ばなな読んでみたら全然面白くなかった。これ上巻下巻とあるんだよ。めっちゃ長いからどんな話だったか全く覚えてない。でも吉本ばななは面白いよ。やっぱ。うそ。

  • 私の、バイブル的な本です。
    何か、本を超えた何かなので、もうお守りみたいな感じかな。

  • 死んじゃう妹が、好き。

  • ばななサンも好きな作家の一人♪いつも死は身近にあるんだと感じる作品が多いと思う。登場人物の賢さ、感性の鋭さはすごい!!あんなに何もかも感じられたらそりゃ怖いと思う(≧ε≦* )

  • 吉本ばななの作品の中で一番好きかも。

  • とんでる人たちなのに、なぜか自分につながってしまう話。
    吉本ばななさんの風景描写は透明で美しい。文字なのに絵みたい。

  • 今までの絶妙なバランスから、一歩あっちの世界へ踏み出しちゃった感じ。

  • 超能力とかUFOとかが出てきてちょっとびっくり。日常を生きる、って何か考えさせられる作品。【0510古】

  • 血のつながりにこだわらないなら家族ってその人次第で実はいくらにでも増えるって、わたしもそう思うな。そんな考え方は変だってよく言われるけど(笑)。

  • ちょっとやりすぎだなーと思った。下巻での巻き返しに期待する。

  • やっぱり吉本バナナ好きだな。

  • うねうね。

  • 海外がいいけど南国イヤー日焼けするもん

  • 吉本ばななの本は、なんとなく不安な気持ちになったとき、うまくいってないなぁって時なんかに読む。
    自分の中にあるけど、自分じゃうまく消化できない気持ちを、
    言葉に表して消化してくれるような気がする。

  • よしもとばなな作品の中で、今のところこれが一番好きかも。
    超能力とか、オカルトとか、そういうのを扱っててファンタジーっぽくもなかったりするとけっこう苦手な部類に入るんだけど、でもこの作品は好きだなぁ。
    主題かなぁ。
    なぜか、凹んだときに読みたくなります。

  • はっきり言って好きじゃない。ここらへんからばななの作品に興味がなくなってきました。抽象的すぎるし・・・。
    これが今の吉本ばななって言う形の始まりのような気もします。

  • まずすごいと思ったのは、長編なのに、中だるみが少しもなかったこと。終始惹きつけられていた。

  • 実は吉本ばななって今まで出た本全部読んでます(照)。どうしようもない運命というかそのどうしようもなさが自分にもあるのかな、と思った本。

  • 初めて読んだばなな本。
    朔美いいな〜

  • 昔、当時ときめく小沢健二君が読んでるというのを聞いてすっごく読みたかった一作。吉本作品にあるまじき長さを誇る。いつも割と短めだものね。弟を子供だというよりしっかり人間として扱ってる関係がうらやましいなぁと思う。なかなかそう接する事は難しい。他の作品よりより家族の絆を描いてるような気がする。

  • 新しい作品は宗教めいて来て好きになれない、と友達は言うけど、やはり嫌いになれない作品。吉本氏の作品には必ず死や裏切りや片親といった、マイナスの要素を含んだものが多いけれど、重くなりすぎないのは何故だろう。

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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