- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041800072
感想・レビュー・書評
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夢を見ているみたいな話だな、って思った。
もっというと、非現実的なのか、現実的なのか、よくわからない。
夢をみているのか、本を読んでいるのか、それすらも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本棚を見ながら、キッチンしか読んだことないんだよねって呟いたら、奥さんから差し出された短編集。
喪失を描いた眠りの三部作。
儚い現実を薄いフィルタ越しに見るような登場人物たちの視線と、やわらかいのに突き刺さる台詞の数々。邦画っぽくて好きだな。 -
ずっと冬だった。
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ばななさんの本はいつ読んでもいいなあ。甘かった過去を振り返りつつ、名残を惜しみつつ前を向く登場人物。死は見えないところに、だけどすぐ近くにある。そこにぶち当たったとき、もがきながらも生きていく人間の姿を優しく描いている。
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表題の白川夜船を再読したくて。似た話を集めてあったなと思った。あとは「夜と夜の旅人」「ある体験」。
開架書架 日本人作家の棚 -
三つの「夜」のお話。
どれも哀しさや寂しさのあるお話でしたが、最後はどこか救いがあって、涙が出そうになりました。
ばななさんのお話は、緩やかな波のような、そよそよと風になびく原っぱのような、優しい流れを感じます。 -
再読のはずなのに、全然覚えてない…。この本が出たばかりの時だったので仕方ないか。とても優しくて、ライン引いてまた時々読みたいフレーズがたくさん。図書館の本なのでできないけど。
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2017年11月19日に紹介されました!
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本を読んでいて、切なくなるものは好きです。