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- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041867013
感想・レビュー・書評
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文章は上手ではないしつらつらと哲学的な言葉が連なっているところは何度も読まないと何を感じたのかわからなかったけど、情景描写がとっても上手だった。深夜の高速道路のライトとか、そういうものに意味を見出し始めると当たり前に私たちは情報に溺れてしまうけど、この人は一つ一つしっかり見つめていたんだなあと思うと、いろんなことがしんどくなるのもわかる気がした。普通見続けられないから。限りなく透明に近いブルーと少し似たところがある。し、尾崎豊に対しても、子供みたいに全部を見ようとしちゃだめよ、という台詞が言えると思う。でも人の生き方は誰かが変えられるものではないからきっと見続けるし気づき続けるんだろうけど、これだけの情報と混乱の中であれだけまっすぐな詩を書いていたのはすごいなと思った。きちんと伝えるためにわかりやすくて尖っていないものを選び続けたんだろうなあ、すごい。
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