白鳥の逃亡者 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 65
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879856

作品紹介・あらすじ

日向涼子は高校一年生。でも、ただの高校生ではない。チェロの天才少女としてマスコミに常に注目され、日本中を演奏旅行で飛び回る美少女なのだ。しかし彼女は、家族や恋人との間で悩みを抱えていて……。

感想・レビュー・書評

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  • いつもの女子高校生とおじさんが事件に巻き込まれちゃう話。犯罪者なんだけどいい人なんだよね、いつも。

  • 涼子というチェリストの女子高生の話
    君崎さんという殺人犯との逃避行

  • 赤川次郎の作品を期待して読む人の気が知れない。
    赤川次郎作品は、暇つぶしに読む物だと思う。

    赤川次郎作品の優れたところは、登場人物の透明感であって、
    物語の筋書きではない。

    赤川次郎作品のすぐれたところは、殺人やさまざまな社会現象を書いていても、
    悪人を悪者にしきらないところにある。犯罪の裏には、もっと悪い人間がいたり、
    たまたま罪をなすりつけられたり、ある人をかばったり。
    報道上の悪人が、悪人ではないことを表現している。

    赤川次郎作品のすぐれたところは、会話の展開が早く、
    楽に読める事である。

    この3つの点を保持している限り、赤川次郎作品は星5つだと思う。
    読む人の立場で、赤川次郎作品は、100点満点で40点から90点までいろいろばらつきはあると思う。

    40点より低い評価をつけるつもりの人がいたら、あなたが書いたら、もっと高い点のものが書けるのですか?
    と聴きたくなってしまう。赤川次郎よりも、よい作品というのは、伊集院大介の栗本薫くらいだと思う。
    あくまで軽文学(ライトノベル)という分野での話です。

    基礎英語というNHKの番組の教科書への連載で、
    短い連載をまとめたものである以上、これ以上の作品を期待するのはどうだろう。

    結末が尻切れとんぼなのも、連載物にありがちなことではないだろうか。

  • 日向涼子は16歳。しかし普通の女子高生ではない。チェロの天才少女として常にマスコミの注目を集め、コンサートで日本中を飛び回る人気者なのだ。しかしそんな涼子も、恋人との関係や、家族の問題に悩んでいた。ふとしたきっかけで殺人犯の君崎誠二と知り合った涼子は、彼に同情し、学校もコンサートも捨てて2人で逃避行の旅に出ることに――!
    チェロの名曲「白鳥」の調べに乗せておくる青春ミステリー!

  • 2010.4.18 読了
    前に読んだ事が有ったのか、デジャビュ感の残るストーリーでした。

    赤川次郎っぽぃ作品。

  • <B>2008年5月28日読了</B><br><br>

    この 世界 に ある すばらしい もの<br><br>

  • 可もなく不可もなく。
    ありきたりな展開を詰め込んでみました、という感じ。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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