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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784042663027
みんなの感想まとめ
戦争の中で生き抜く一人のベトナム人の実話が描かれ、複雑な歴史の中での人間の苦悩が深く伝わってきます。主人公レ・リは、ベトコンと米国、共和党政府の間で揺れ動く一般市民としての苦悩を体験し、その中で家族と...
感想・レビュー・書評
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オリバー・ストーン監督映画の原作/「見張りを怠った」廉でベトコンに死刑宣告されたレ・リは処刑者にレイプされたが一命をとりとめた。米軍基地に出入りするようになったレ・リをベトコンは爆弾テロに利用しようとしたらしいが父親はそれを拒むため自殺した。著者はベトコン(現在の共産党政府の前身)、共和党政府、米国の誰をも責めない。物語は渡米するまでと十数年後の’86年帰国し家族再会、ソ連からの借金返済に苦しむベトナムに「病院を建てる」夢を実現しようとして終わる。「結局アメリカはいいことをしたのか」と思わせるのはさすが。
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ベトナム戦争当事者からの思いが伝わり何とも言えない気持ちにさせられた。
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レ・リが越南戦争の中で生き抜いていったストーリー。実話なのでベトコンと国民軍・米国の間に挟まれた一般市民の苦悩がよくつづられている。おそらく日本の第二次大戦も似たようなものだったのだと思われる。家族が引き離され、死んでいく。しかし、レ・リの父親の考え方は一貫していて感動ものである。ぶれない。愛に満ちた人であったようだ。後半は米国人になる経緯が述べられているが、本人が書いているためちょっと脚色されているような感じもする。自分はベトナム人でないため分からないが、地獄のようなベトナムの生活の中で、米国人になれることを躊躇するくだりは、ちょっと理解できないところがあった。
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