ロウソクの科学 (角川文庫 白 127-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043127016

感想・レビュー・書評

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  • 実験自体はとても興味深く、目の前で見たいと思いました。が、書籍としては個人的には読みずらく斜め読みしてようやく読破できました。科学の入門書という位置付けで考えると中高生には難しいような気もしますが、終盤の酸素と水素と炭素の内容は身近な例も挙げていたりしますので、馴染み易さはありました。最後の解説の通りこの本では実験の雰囲気を再現することに重点を置いているとのことですので、そういう意味では的はえていると思いました。

  • カップを作る空気の流れ、個体のロウの液化、ロウの液体を引き上げる毛管引力、蝋の蒸気の生成、蒸気の燃焼、水素の発生、炭素の発光など、普段は意識もしない科学の現象を改めて首尾一貫した形で理解することができた。
    役者も書いていたが、その場の雰囲気を伝えることが重視されているため、直訳的な表現が多く、読みにくい部分はあった。

  • 確か中学1年の時に読んだはず

  • サイエンス

  • 科学の啓蒙書としての先駆的な書物という歴史的な功績と、今後誰かがこの本を基にしてリメイク講義をやってくれることを期待して星三つ。しかし、時代の違いもあるしある程度の読みにくさは仕方ないとしても、活字の鮮明さの分だけ分だけ岩波版の方が読みやすい。なので買うときは岩波版と見比べたほうがよい。この点が改善されれば岩波版と同様の星五つまで引き上げます。

  • ロウソクの燃焼から始まり、水素、酸素、水、水蒸気、氷などに話が移っていく。内容自体は「化学入門」といったところ。挿し絵はふんだんにあるもの、これを読むと「実際に実験をこの目で見たい」と思ってしまう。

  • 有名な少年少女向け講演記録。文字に起こすと冗長さは避けられず、可能ならば映像化して欲しい。
    児童書には本書より少年少女科学名著全集6のロウソクの科学(北見順子編)が適する。

  • (1998.08.24読了)(1998.01.31購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。子供たちへの慈愛に満ちた語りと鮮やかな実験の数々は、科学の面白さ、そして人類の未来をも照らしだす。時を超えて読者の胸を打つ感動的名著。

  • 途中まで読んで積ん読状態に。

  • 2012年6月改版初版を購入。書誌がないためとりあえずこれで登録する。

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著者プロフィール

イギリスの科学者。1791年、ロンドンに生まれる。ベンゼンの発見、ファラデーの法則など、幾多の輝かしい業績を残した。

「2017年 『ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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