- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043441020
感想・レビュー・書評
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語り手がコロコロ変わるのに加えて話の展開が早くてちょっと入り込みづらかったです。盛りだくさんのあらすじだけ読んだような印象。
グリコが歌手になるのがメンバーにとって大きな転機になるのだけど、いきなりそんな展開になってびっくりした。歌がそんなに上手いならもう少し最初からにおわせておいて欲しかった。
そんな風にちょっと置いてきぼり感を感じたので評価は低めですが
登場人物達の何をしたって生きるんだという、それでいて冷めているパワーは好きです。
いつも一生懸命なグリコ
自由奔放なヒョウ
クールで格好良いリン
優しくて、いつも悲しい役どころのフニクラ
皆に見守られてなんだかんだと強く成長していくアゲハ
皆で幸せになって欲しかったな…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
YEN TOWN
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いまいちだよね。移民者の悲哀が伝わってこない。
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なかなか入り込めず。映画を見てみようと思う。
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◆円を掘りに来る街。それがイェンタウンだ。日本人はこの呼び名を嫌い、自分たちの街をそう呼ぶ移民たちを逆にイェンタウンと呼んだ。ヒョウとリンとフニクラは墓荒らしで小金を稼ぎ、グリコは売春で生計を立て、身寄りのないアゲハを引き取った。ある日、客のひとりがアゲハを襲い、隣人のアーロウが客を殺してしまう。すると腹の中からテープが飛び出し、代議士のウラ帳簿が見つかる。飽和状態のイェンタウンで、欲望と希望が渦巻いていった。映画『スワロウテイル』の岩井俊二監督自身によるもうひとつの原作小説。◆YEN TOWN
BANDのSwallowtail Butterfly〜あいのうた〜が好きなんで読みました。映画はまだ見てないです。だから演技力の如何は知らないけどイメージ的にはグリコがCHARAというのはすごくしっくりくる。村上龍とかこういう、見たくない世界…?みたいな話は個人的には好きじゃないので本に対する評価は星2つ。『幸福な毎日はやがて色褪せ、それでも人はくり返す日々を止めることができない。』そんな一節がありました。そう感じるとき、いかに生きるか。 -
うーん…いまいち好きじゃない。