- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043448050
作品紹介・あらすじ
「誰のものでもない自分の言葉を、書という形式をかりて表現する」それが相田みつをの仕事だった。裸の自分を語りつづけた作品集。生きていくうえで様々な壁にぶつかり悩むとき、力づけてくれる言葉の数々。
感想・レビュー・書評
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繰り返し読んでいる本。
今回は何年ぶりだろうか。
都度、心に響く言葉は異なる気がする。
『あってもなくてもいいものは、ない方がいい』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人はみな失敗するものであり、謙虚で周りへの感謝を忘れずに。「おかげさん」という言葉にはそんな想いが込められていると思う。
自分の非を素直に認め向き合い、自分の人生をしっかり生きたと思えるような生き方をしたいと思った。 -
疲れたときの癒しの本として最適。文庫版の中で一番読みやすい。また、この本は、真実に真っ正面からぶっかつた相田みつをの書であり、全然難しいことが 書いてなくて気楽に読め、読者に勇気と自信を与えてくれる。元気が欲しいとき、是非読みたい一冊。
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相田みつを展に行ったときに買いました。
相田さんの言葉は至極シンプル。かつ、奥深い。
その裏には仏教思想があったことを初めて知りました。
創作や生きていく過程で、おそらく沢山思うことがあったのでしょう。
心をセーブして創作していくことは楽しくも厳しい道です。
そんなときに、言葉の力は生きてくる。
自分が知った仏の真理、人の道を、生活の言葉としてわかりやすく伝えようとしてこのスタイルになったようです。
シンプルでわかりやすいので、行き詰ったときには、この本をめくると、直球で胸にくるような言葉もあると思います。 -
この世の中を上手く(とはいかないまでも)生きていくための指南書だと思います。
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【自信がないのに自惚ればかり】
知名度の割に、ちゃんと読んだことがなかった。トイレでお見かけしてはいたけどとにかく【にんげんだもの】だけでしか、知らなかった。
しかし、こんなにも繊細で尚且つ柔軟な詩人だったなんて。解説では小川洋子さんが面白い話を書いている。素晴らしい作品だった。 -
書家であり詩人の相田みつを氏が伝えたかった言葉を集めた書籍。人生には数多くの喜びがあり、今自分が生きていることは素晴らしいことなのだと思わせてくれる一冊だ。
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相田みつをさんの詩集。その時心が求めてる言葉が必ず見つかると思う。
辛い時だけでなく、日常から心の栄養補給になりそう。
短いセンテンスの中にぎゅっと閉じ込められた深い想いを感じれる。 -
【本の内容】
人間の弱さも哀しみも受け入れ、心の奥底にひそむ真実を見つめ続けた相田みつを。
生きるために、本当に大切なものは何なのか、裸の心で語りかけた魂の書。
「いちばん書きたかったことが、いちばん自由に書けた」と著者自身がのちに語った渾身のメッセージ。
[ 目次 ]
捨てる
べんかいしながら日がくれる
男は
うそ
感動いっぱい
出逢い
懸命
藕糸(蓬根の糸)
K君へ
このわたし〔ほか〕
[ POP ]
本当に生きててよかった。
ありがとう...。
[ おすすめ度 ]
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