ブードゥー・チャイルド (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 663
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043595013

感想・レビュー・書評

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  • うまい纏まりかた、読み進め易いけれど…
    中盤の天才少年の、推理展開の詰め込まれた感が少し残念。
    もう少しドキドキしたかった。

  • 作者インタビューで「葉桜の~」に続く三部作とあり興味を持ち購入。

    青春小説?みたいな。

    あと、ミステリー小説は書かれた時に読むべきだ!と思った。

  • これはすごい
    錯綜する二つの視点と結末がぐいぐいひっぱっていく
    歌野作品はミステリーとか推理小説にありがちなパターンから少しはずれてていつも衝撃的

  • 悪くなかったです。
    でも、引っ張って、伸ばして、待たせたわりにはっていう感じは否めない。

    もうちょっととんとんと展開する方がよかったかな〜。


    ブードゥー教に関する記述をどこか別のところで読んだ記憶があるんだけど、歌野さんの作品だったかな?

  • あらすじ
    自分はバロンに殺されたのだ。
    主人公は小さい時から前世チャーリーとしての記憶に悩まされ続けていた。

    そして、その真実を知ろうとホームページを立ち上げ情報を募集していた。

    そんな折、義理の母が殺され、父も何ものかに襲われた。二人が襲われた場所には、悪魔の紋章が落ちていた。

    前世の記憶は正しくバロンは実在し、また僕を殺しにくるのか?はたまた、ホームページを見た愉快犯の犯行か?家にかかってくる謎の電話の正体は…?

    とこの他にも謎が盛りだくさんの内容となっております。書ききれない。

    読み終わった感想。
    あなた本当に歌野さんですか?!
    本格的すぎてびっくりだよ(><)

    例えて言うなら、悪さばっかりする息子を勘当したら、実は自分の知らないところで人の命救ってました。誤解しててすまなかった。帰ってきておくれ。MY SON!みたいな感じ。

    うん。なんかちゃんとしててびっくりしました。(どんでん返しがなかったという意味で)

    こういう話も書けるんだと改めて惚れ惚れ^^

    んでも、途中でなんか結末読めちゃって、あ〜まじか〜。ってなっちゃったから星3つ。

    ジュリアンをシリーズ化したら、面白かったかも?と思いました。(もしかしたら私が知らないだけであるのかもしれないけど…)

    PS:主人公中2病乙wとか思ってごめんなさい。

  •  前世の記憶がある少年・晃士。その記憶とは、自分はチャーリーという黒人の男の子で、バロン・サムデイという悪魔に殺されたというものだった。
     そして現世。とある事件の現場にチャーリーが殺されたときにバロン・サムデイが遺したサインと同じものが描かれていた。
     この不思議な2つの事件を繋ぐものとは。

     いやあ、見事。歌野さんお得意(?)のどんでん返し。しかし、だからあまり内容にについて語れない……!!
     これは生命の物語だ。

  • びっくりはしたけども、「このあたりしか科学的に落ちないよな」と想像はできちゃうのは仕方ないか。でも、色々と考えさせられる話でした。

  • 体外受精
    前世、
    ゾンビに塩をまく

  • 『本格ミステリ・ベスト10』1999年5位

  • 少年のもつ前世の記憶に出てくる怪人が、現在の殺人事件に蘇り、その謎を天才少年探偵が解き明かす話。

    誘導してくれるので途中で真相には気づくと思います。それをわかりやすくて親切と思うか、回りくどくて冗長と思うか分かれそうかな笑。
    読みやすいです。歌野晶午なのに後味も良い笑。

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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