- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043595013
感想・レビュー・書評
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うまい纏まりかた、読み進め易いけれど…
中盤の天才少年の、推理展開の詰め込まれた感が少し残念。
もう少しドキドキしたかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作者インタビューで「葉桜の~」に続く三部作とあり興味を持ち購入。
青春小説?みたいな。
あと、ミステリー小説は書かれた時に読むべきだ!と思った。 -
これはすごい
錯綜する二つの視点と結末がぐいぐいひっぱっていく
歌野作品はミステリーとか推理小説にありがちなパターンから少しはずれてていつも衝撃的 -
悪くなかったです。
でも、引っ張って、伸ばして、待たせたわりにはっていう感じは否めない。
もうちょっととんとんと展開する方がよかったかな〜。
ブードゥー教に関する記述をどこか別のところで読んだ記憶があるんだけど、歌野さんの作品だったかな? -
あらすじ
自分はバロンに殺されたのだ。
主人公は小さい時から前世チャーリーとしての記憶に悩まされ続けていた。
そして、その真実を知ろうとホームページを立ち上げ情報を募集していた。
そんな折、義理の母が殺され、父も何ものかに襲われた。二人が襲われた場所には、悪魔の紋章が落ちていた。
前世の記憶は正しくバロンは実在し、また僕を殺しにくるのか?はたまた、ホームページを見た愉快犯の犯行か?家にかかってくる謎の電話の正体は…?
とこの他にも謎が盛りだくさんの内容となっております。書ききれない。
読み終わった感想。
あなた本当に歌野さんですか?!
本格的すぎてびっくりだよ(><)
例えて言うなら、悪さばっかりする息子を勘当したら、実は自分の知らないところで人の命救ってました。誤解しててすまなかった。帰ってきておくれ。MY SON!みたいな感じ。
うん。なんかちゃんとしててびっくりしました。(どんでん返しがなかったという意味で)
こういう話も書けるんだと改めて惚れ惚れ^^
んでも、途中でなんか結末読めちゃって、あ〜まじか〜。ってなっちゃったから星3つ。
ジュリアンをシリーズ化したら、面白かったかも?と思いました。(もしかしたら私が知らないだけであるのかもしれないけど…)
PS:主人公中2病乙wとか思ってごめんなさい。 -
前世の記憶がある少年・晃士。その記憶とは、自分はチャーリーという黒人の男の子で、バロン・サムデイという悪魔に殺されたというものだった。
そして現世。とある事件の現場にチャーリーが殺されたときにバロン・サムデイが遺したサインと同じものが描かれていた。
この不思議な2つの事件を繋ぐものとは。
いやあ、見事。歌野さんお得意(?)のどんでん返し。しかし、だからあまり内容にについて語れない……!!
これは生命の物語だ。 -
びっくりはしたけども、「このあたりしか科学的に落ちないよな」と想像はできちゃうのは仕方ないか。でも、色々と考えさせられる話でした。
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体外受精
前世、
ゾンビに塩をまく -
『本格ミステリ・ベスト10』1999年5位
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少年のもつ前世の記憶に出てくる怪人が、現在の殺人事件に蘇り、その謎を天才少年探偵が解き明かす話。
誘導してくれるので途中で真相には気づくと思います。それをわかりやすくて親切と思うか、回りくどくて冗長と思うか分かれそうかな笑。
読みやすいです。歌野晶午なのに後味も良い笑。