- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043604050
感想・レビュー・書評
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本屋さんで、ピーンと来て購入した本です。
何気ない日常の中に、こんなにも優しい気持ちってあるのかなあ。
優しい気持ちになれる、そんなエッセイです。
自分を好きになれますよ。
本の中には、写真家の平間至さんによる、イキイキとした女性たちの写真が掲載されています。
凛とした白衣の女性もおられます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
12/15 おもしろかった。正直さとぶってない感じと突飛?な出来事のバランスが。「環境の影響を自分の意思で変えていく。自分の家族は自分で作る」みたいな強い意志を感じた。本人からメールもらったのも良い思い出だ。
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「鳩よ!」に連載していたときから面白いなぁと思っていた。育児エッセイというわけではないが、「母乳社員」「無認可保育室」など、子育てについて綴ったエピソードが多い。
この本を買ったのは妊娠中だった。既にこのときから、出産や育児に対する様々なことに理不尽さを感じ、やさぐれていた私はこのエッセイに随分と救われた。
「コドモを生んでも、うわあ、かわいい、大好き赤ちゃんという感じにはならなかった。どこか見覚えのある、小さくて弱い人がやってきたなあとそっと思った」
こんな感じで、淡々と、でもさりげない優しさで子どもと向き合ってる姿が自然でいいなと思った。平間至の写真も、いい感じで寄り添っている。文庫版は、単行本未収録だった数本のエッセイと撮り下ろし写真(夏石さんとお子さん)も収録されている。単行本を持っているのに、文庫も欲しくなってしまった。親子写真がとってもいい感じだったので。これからも、何度でも読み返すだろう。そのたび、「きっと、大丈夫。」と言われてる気がしてほっとするのだ。