- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043646012
感想・レビュー・書評
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05.11/12 05.11/19
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SIDEAとSIDEBで分けられた色の違う短編小説を8つ楽しむことができる。
胸が押しつぶされるような青春の酸っぱさでいっぱいのSIDEA。
大人たちの少し変わった日常を愛らしく描き出すSIDEB。
スッキリと読める後味のよさに惚れました。
私は、「五月の聖バレンタイン」と「大里さんの本音」が好きです!
あなたのお気に入りもきっとここにあるはず! -
レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/45688998.html -
かっぽんってなんだか分かりますか?
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かっぽんかっぽんって何のことだと思う?
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とにかく最初の短編「すいか」を読み始めて、最初の5行ほどで、あたりをきょろきょろ見渡してしまった。さらに「かっぽん屋」でも最初の5行ほどよめば、あたりをきょろきょろ見
渡したくなる。
ちょいっとエッチな青春ストーリーが脳裏に固まった。 -
未収録の短編を集めた一冊。それぞれはそこそこ面白いんだけど、トーンもテーマもバラバラでひとつの作品としては評価できない。ホラーっぽい作品が多いので仕方ないかもしれないけれど、手法がほとんど同じものがあったりで…。
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えろすぎてびっくりしました!
ただ、このようなえろぐろい作品を経てこそ、後の素晴らしい作品が出来、重松ワールドが形成されてったんだとも思う。
噴き出してしまうような、心温まるような、いろんなジャンルのストーリーが入っています! -
「かっぽん屋」って何だろう・・?そう思い手にとってパラパラとめくる。ああ・・アレのことか(笑)少年期に性の目覚めを感じたあの懐かしき時代。誰が先に経験するのか・・アホな勝負をしたような気もする。表紙もよく見れば、股間を押さえる少年が・・なるほどね。
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重松清のかっぽん屋を読みました。重松清の初期作品集でした。高校生の頃の性の目覚めやクラブ活動を描いた短編4編と「世にも不思議な物語」風の短編4編が収録されていました。それぞれの短編はそれなりに面白かったのですが、それぞれの物語に共通するテーマがなかったので、ちょっと物足りない感じがしました。最後に収録されていたインタビューで、重松清はプロのライターとしての誇りを熱く語っていました。ちょっと泥臭い感じがしたのですが、このような人だからこそ、いじめを題材にした、のどがひりひりするような小説が書けるんだろうなあ、と納得する部分もあったのでした。