かっぽん屋 (角川文庫 し 29-1)

著者 :
  • KADOKAWA
3.15
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本棚登録 : 777
感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043646012

感想・レビュー・書評

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  • 05.11/12 05.11/19

  • SIDEAとSIDEBで分けられた色の違う短編小説を8つ楽しむことができる。
    胸が押しつぶされるような青春の酸っぱさでいっぱいのSIDEA。
    大人たちの少し変わった日常を愛らしく描き出すSIDEB。
    スッキリと読める後味のよさに惚れました。
    私は、「五月の聖バレンタイン」と「大里さんの本音」が好きです!
    あなたのお気に入りもきっとここにあるはず!

  • レビューはブログにて。
    http://tempo.seesaa.net/article/45688998.html

  • かっぽんってなんだか分かりますか?

  • かっぽんかっぽんって何のことだと思う?

  • とにかく最初の短編「すいか」を読み始めて、最初の5行ほどで、あたりをきょろきょろ見渡してしまった。さらに「かっぽん屋」でも最初の5行ほどよめば、あたりをきょろきょろ見
    渡したくなる。
    ちょいっとエッチな青春ストーリーが脳裏に固まった。

  • 未収録の短編を集めた一冊。それぞれはそこそこ面白いんだけど、トーンもテーマもバラバラでひとつの作品としては評価できない。ホラーっぽい作品が多いので仕方ないかもしれないけれど、手法がほとんど同じものがあったりで…。

  • えろすぎてびっくりしました!
    ただ、このようなえろぐろい作品を経てこそ、後の素晴らしい作品が出来、重松ワールドが形成されてったんだとも思う。
    噴き出してしまうような、心温まるような、いろんなジャンルのストーリーが入っています!

  • 「かっぽん屋」って何だろう・・?そう思い手にとってパラパラとめくる。ああ・・アレのことか(笑)少年期に性の目覚めを感じたあの懐かしき時代。誰が先に経験するのか・・アホな勝負をしたような気もする。表紙もよく見れば、股間を押さえる少年が・・なるほどね。

  • 重松清のかっぽん屋を読みました。重松清の初期作品集でした。高校生の頃の性の目覚めやクラブ活動を描いた短編4編と「世にも不思議な物語」風の短編4編が収録されていました。それぞれの短編はそれなりに面白かったのですが、それぞれの物語に共通するテーマがなかったので、ちょっと物足りない感じがしました。最後に収録されていたインタビューで、重松清はプロのライターとしての誇りを熱く語っていました。ちょっと泥臭い感じがしたのですが、このような人だからこそ、いじめを題材にした、のどがひりひりするような小説が書けるんだろうなあ、と納得する部分もあったのでした。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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