リズム (角川文庫 も 16-6)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043791064

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の頃に読んだ本。
    自分をうまく出せず悩んでいた頃に読み、
    自分らしく、自分のテンポで進めばいいんだと思えるようになった。
    文章量は少なく、文体も読みやすい。
    自分が分からなくなったときに読んで欲しい。

  • 紡がれたことばが自然に頭に入ってくる。
    読後感が爽やか、かつ前向きな気もちになれる。

    小学年高学年ならさらりと読める。

  • 読書が苦手でもすごく読みやすくて、珍しく一気読みしました

  • 爽やかでまっすぐ駆け出したくなる。
    昔読んだきりもう一度読んで、号泣した。いつまでも私のリズムを守ることの大変さ、尊さ。
    さゆきはしんちゃんが大好きで、それが本当に、それだけなのが良い。いつでもどこでも大好きと言える人。

  • 読後感の良い本だ。女子中学生が主人公って、直前に読んだ『西の魔女が死んだ』と年代は同じなのだが、本書のほうが自分の「充実していた」中学時代に近い感じだ。東京から2時間半もかかる千葉のはずれという設定だが、「月の砂漠」海岸までバイクで1時間半って何処だろう? 何気ない日常を描写しているのに、さゆきの優しさが伝わってきて感動しながら読んだ。テツのおばさんの「仮病ったって、立派な病気だよ」という台詞が良い。人生や子どものことをちゃんと判っている。こんな親でありたかったと反省。

  • 森絵都さんのデビュー作。さゆきは中学1年生。近所に住むいとこの真ちゃんが小さい頃から大好きだ。とても好きな世界でした。自分が中学生の時に読んだらどう感じたかな。

  • 気持ちが楽になる。

  • すぐに読める。

  • カラフルに続いて。
    テンポいいなぁ、この人の本。児童文学で賞を取っているように、中学生、高校生が読んだら思うところがありそうな気がします。
    何か特別なことが起こるわけじゃないんだけど、だからこそそこで湧き上がる感情を大切に。短くて読みやすい本。

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著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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