リズム (角川文庫 も 16-6)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043791064
感想・レビュー・書評
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中学生の頃に読んだ本。
自分をうまく出せず悩んでいた頃に読み、
自分らしく、自分のテンポで進めばいいんだと思えるようになった。
文章量は少なく、文体も読みやすい。
自分が分からなくなったときに読んで欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
紡がれたことばが自然に頭に入ってくる。
読後感が爽やか、かつ前向きな気もちになれる。
小学年高学年ならさらりと読める。 -
読書が苦手でもすごく読みやすくて、珍しく一気読みしました
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爽やかでまっすぐ駆け出したくなる。
昔読んだきりもう一度読んで、号泣した。いつまでも私のリズムを守ることの大変さ、尊さ。
さゆきはしんちゃんが大好きで、それが本当に、それだけなのが良い。いつでもどこでも大好きと言える人。 -
読後感の良い本だ。女子中学生が主人公って、直前に読んだ『西の魔女が死んだ』と年代は同じなのだが、本書のほうが自分の「充実していた」中学時代に近い感じだ。東京から2時間半もかかる千葉のはずれという設定だが、「月の砂漠」海岸までバイクで1時間半って何処だろう? 何気ない日常を描写しているのに、さゆきの優しさが伝わってきて感動しながら読んだ。テツのおばさんの「仮病ったって、立派な病気だよ」という台詞が良い。人生や子どものことをちゃんと判っている。こんな親でありたかったと反省。
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気持ちが楽になる。
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すぐに読める。
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カラフルに続いて。
テンポいいなぁ、この人の本。児童文学で賞を取っているように、中学生、高校生が読んだら思うところがありそうな気がします。
何か特別なことが起こるわけじゃないんだけど、だからこそそこで湧き上がる感情を大切に。短くて読みやすい本。