クラシックシリーズ9 千里眼 トランス・オブ・ウォー 完全版 下 (角川文庫)
- KADOKAWA (2009年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836307
作品紹介・あらすじ
大統領選を間近に控えたホワイトハウスは、テロ組織との闇のつながりを隠すため、武装勢力に捕らわれた美由紀を利用しようと企むが…。理性を抑圧し戦争へと駆り立てるトランス・オブ・ウォーに美由紀が立ち向かう!
感想・レビュー・書評
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2018/11 7冊目(2018年通算147冊目)。シリーズの下巻。空爆が行われているさなかにプロペラ機で飛び込み、必死にトランス・オブ・ウォーの仮説を実証しようとするシーンは「風の谷のナウシカ」を連想させる。それに至るまでのF-16とのドッグファイトのシーンは、飛行機の操縦に詳しくないのでどういう風にイメージしたらいいか分らないが、緊迫感は伝わってくる。プロペラ機で現役の空軍戦闘機と渡り合うなんて、とんでもない操縦の腕だな。ともあれ、スーパーレディ岬美由紀の活躍を堪能出来て良かったと思う。
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独房で瀕死の状態にあった美由紀の前に、命を狙われたあの男が現れた。一方、大統領選を間近に控えたホワイトハウスは、テロ組織との闇のつながりを隠すため、武装勢力の壊滅を画策していた。謀略の手が美由紀に伸びる…。米軍と武装勢力の狂気の戦闘をとめるため、美由紀は旧式のプロペラ機で、たった独り再び戦場へと飛び立つ。驚愕の集団心理を解き明かす。
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既読
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美由紀はますますスーパースターになっていく。トランスオブウォーの考えにはなじめなかった。
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最早千里眼の話ではなくて美由紀の物語。千里眼を発揮していた頃の登場人物は出て来ないでこの頃は自衛隊仲間との話が多い気がする。
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確かに人間同士で殺し合いをするというのは正気の沙汰ではないと思います。
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10月-17。3.0点。
千里眼シリーズイラクに取り残された、岬。
戦争を止めさせる理論を、実践。
ちょっと現実離れしすぎかな。あれで生き残っているのは、
もはやターミネーターみたい。