さかさ (角川ホラー文庫 く 1-4)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043843046

感想・レビュー・書評

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  • 不思議と場面がリアルにイメージできる怖さがありました。

  • 聖域修復師シリーズ。今回もまた、恐怖と呪わしさ全開の物語です。霊的テロリズム、というかなり壮大なスケールのホラーで、惨劇も壮大。何の前触れもなく、いきなり「さかさになる」というのも怖い。でもこういう予想だにつかない事件が現実に起こる今日この頃としては、こんな霊的爆弾がどこかにあるのでは?と勘繰ってしまいますね。
    でもラストにはなんだかしんみりしました。今度こそ、幸せに生きられると良いのですが。

著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。
早稲田大学在学中に幻想文学会に参加、分科会の幻想短歌会を主宰。
1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー。
1989年、第一歌集『日蝕の鷹、月蝕の蛇』(同上)を刊行。
平成とともに俳句に転向、「豈」同人。句集に『アンドロイド情歌』『悪魔の句集』『怪奇館』など。俳句関連書に『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』などがある。
1998年より専業作家。ホラー、ミステリー、幻想小説など多彩な作品を発表。近年は時代小説の文庫書き下ろしを多く手がけ、オリジナル著書数は130冊を超える。
趣味はマラソン、トライアスロン、囲碁・将棋、油絵、鉄道など。

ホームページ「weird world 3 倉阪鬼一郎の怪しい世界」
http://krany.jugem.jp/

「2017年 『世界の終わり/始まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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