約束 (角川文庫 い 60-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043854011

感想・レビュー・書評

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  • 「相手との約束は自分との約束」

  • 数時間で読み終わった。約束以外は微妙
    そもそも単行本で持っていたのに、文庫本でも買ってしまった模様、、、

  • 生きていても辛いことばかり。でも生きているからこそ出来ることばかりなのだ。

  • うーん、たしかに感動はあったけど、この作者から期待してるクオリティはこのセンでは出ないのかな…という感想。やっぱIWGPがイイ(´Д` )

  • 親友を失ったり、傷害を持ったり、重病になった時に起こる奇跡の物語

  • 短篇集。
    いずれも、身近な人の死や怪我に対して立ち向かう人を描いている。勇気を与えるような話。ストレートな展開で、斜に構えた読み方をしちゃう私には、物足りない。死とか障害とか扱うと、なんか軽く読めなくなっちゃうんです。

    良かった順
    ・約束
    ・ひとり桜
    ・夕日へ続く道
    ・天国のベル
    ・ハートストーン
    ・青いエグジット
    ・冬のライダー

  • 病気や怪我、大切な人の喪失などで、自分の時間を止めたままでいるいる人々が、最後に前を向いて歩いていくというのが主題である。本当のことをいえば、あまり好きな種類の連作短編集ではなかった。
    しかし、あとがきがよかったら、納得できた。

    石田衣良の小説で、少年が主人公の話は実は大の苦手かも。私は意地悪な性格なので、シンプルな物語をストレートに描いた小説が嫌いなのだ。汗
    だから4teenなども好みの作品ではなかったりする。
    よい話ばかり。現実世界はいやなことばかりだから、小説の中だけでも夢を見させてくれというのはわからないでもない、しかし私の心にはなぜか響かない。だめな大人なのかも……

  • いや〜確かに感動するよ、そりゃ。
    でもこういう話はあまり好みでない。
    唯一響いたのは源ジイのセリフ
    「人間、どんなにバカらしくても、やらなきゃならねえこともあるんだ」
    なんか俺の中で石田衣良の作品は好きなものと嫌いなものにはっきり別れるな。

  • 短編集なので読みやすい。
    全話の共通点は、どん底状態からの脱却だろうか。
    こんなにうまい具合に実際はいかないんじゃない?とも思うけど、こんな風にどんな状況でも最後は希望へ進むことができればいいかなと思う。

  • はっきり言うと、読みづらかった。
    あとがきはよかった。
    一番好きな話は「夕日へ続く道」。

  • 微妙。

    重たい話が多いのだが、微妙なのはそんなところでもなく。
    あまりこういう狙いすぎ感あふれる文章は、『こういうのお好きでしょ?感動でしょ?泣けるでしょ?』とイヤラシさしか感じられず好きくない。

  • 空港で買ってアメリカで読もうと思ってたけど結局10月に帰国してから読んだいわく付きの本。

    感動する本”らしい”

    自分の心にはほとんど響かなかったのが残念。

    短編は手軽に読める一方で、短い中に全てをつぎ込まないと駄目なので難しいのかも知れない。

    スローグットバイみたいに「おぉ!」っていう箇所もあんまり無かったし…ちょっと残念でした。

  • 短編を集めたもの。約束、は後書きを読むとじんとくるものがある。ただ、他の話は少しきれいに収まりすぎて居心地の悪さを感じる。

  • リストラに晒され,息子に侮蔑される父親,
    女手一つで仕事を抱えながら育てた息子を襲った病など,
    苦しみから立ち上がり,再び人生を歩きだす人々を描いた短編集。
    平易な文章で読みやすいが,リアリティに乏しく,
    展開もありきたりなもので物語の深みは感じられない。
    個人的には「ひとり桜」,「ハートストーン」が良かった。

  • 好きな作家さんです。
    心に傷がある人の話でした。考えさせられました…

  • 読んだ時期:2007年10月
    石田衣良の他の作品も読みたくて手にした一冊。
    短編集でも、一作一作が重いと感じた。
    軽く読めるけれど、そのメッセージ性が強いといった感じ。

    私はあまり得意ではないなというのが率直なところではあったが、再度読み直したら新たな気持ちの発見があるかなとちょっと期待している。

  • うーん、爽やかというか、優しい感じの短編集なのですが、第一印象は「わざとらしい」でした。不幸と幸がはっきりしてて、作られすぎてる感が拭えませんでした。心がやさぐれてるんですかね(笑)
    思うに、今の自分の心理状況がこの本にマッチしていなかったんだと思います。もっと追い込まれ、どん底に落ちたときに読めば、また違った印象を受けるかもしれません。それまで★5つはおあずけということで。

  • 短編集。その中の「約束」とか、よく社会の世相を反映させているなと思った。まぁ、いい方は悪いけど大衆受けするよね。

  • 初めての石田イラさんです(^^)v
    うーん・・
    面白くないわけじゃないんだけどなあ・・
    結局表題作しか読めませんでした。
    この類だったら乙一さんを読んだほうがいいと思った。

  • 短編集。後書きに池田小学校の事件に受けた衝撃で書いた、とあるのがのが表題の「約束」。
    軽い読みで。
    2007.7.6

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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