ご主人様と呼ばせてください (角川文庫 さ 47-2)
- 角川グループパブリッシング (2008年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043868025
感想・レビュー・書評
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最高SM青春小説笑笑の2作目です。
2作目はどんなジャンルにおいても大抵ケチがつくもんなんですが、そこは最高SM青春小説なので、あっさり上がったハードルを超えてきます。
荒唐無稽さは前作の比ではなく、頭に??が浮かぶ展開は言わずもがな、うっすらと全貌を見せ始める世界観に壮大ささえ感じさせれ終わります。
前作に続き解説もいいですしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作よりよかった。
この覆面作家はただものではないですよ。
一体、誰なんですかねえ?
もはや凡庸の官能小説とは比較できない高みに到達しちゃってますよ。
自分の王国で、奴隷を傅かせるなんて、もしかしたらノーマル人間だって夢想したことあるんじゃないのかな??
あとがきを書いた大沢祐香ちゃんの
「つまり、SMの本質というのは、どれだけ激しく痛めつけてハードなことをするかということではなくて、その相手との関係性が大事なんです。たとえば、相手からの電話を待っていて、電話が鳴って呼び出されたらすぐに行かなくちゃいけないとか、そうしたふたりの主従関係こそが、まさにSMだと思うんです。」
本当に本質を見極めているなって、感心しました。
SMって決して、様式美ではないと深く思うのです。 -
そりゃ、一作目よりもインパクトは落ちますが。
楽しめますよ。
ご主人様の気持ちで楽しみましょう。 -
前作も好きだけどこちらのほうが親しめた。特殊ではなく、日常のふとした裏側の世界であり、意外と簡単に手に入るものだったりするのかな。。。解き放つことの難しさを痛感。
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「私の奴隷になりなさい」の続編。
エンディングが、甘い。甘すぎる。 -
いつか読みたいと思ってたジャンル。初めて読んでみたがこういうのまじではまりそうで怖い
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私はニセモノ?本物?(笑)