心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4615
感想 : 285
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043887026

感想・レビュー・書評

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  • 木下医師が切なくて、何とも言えない気持ちに。また、石井警部登場ということで楽しかった。

  • 短編より良い。これからも同じ感じの方がいいかな。ハラハラドキドキで読み応えありました。晴香は巻き込まれキャラ?

  • なかなか愛着がわいてきますね。そういえば最近アニメ化されるようですね。

  • 1巻に続き友人からお借りして読了。
    前回は短編集でしたが、今回は長編とのことでスケールも壮大に。
    川にいる少女の霊、交通事故死した男性の霊、そして連続殺人。
    それぞれバラバラの事柄のように思える事件が絡み合い、最後は子を思う親へと流れ着く。

    犯人は割と簡単に想像がつきますが、それまでの八雲たちの奮闘ぶりが大変面白い。
    しかし相変わらず考えなしに行動する晴香にはちょいとイラっとしたり(笑)
    心霊モノということである程度ぶっ飛んだものは覚悟していましたが、生贄云々が出てきたあたりは少しもやっとしてしまいましたね。
    それまでは現実と隣り合わせにありそうな冷やっとする怖さがありましたが、そこまで行ってしまうと現実離れしてしまい遠くにある世界へと気持ちが離れていってしまいます。

    また子が親を思う気持ち、子を殺された親の憎しみ、それはとても胸を打たれる想いですが、子が返ってくるためなら他人を殺せるかと言われるとそこは同意できない。そこまで行ってしまったらただの狂気でしかないのでは。
    けれどとてもやりきれないお話で読んでいて胸が痛くなりました。

    1巻でもちらっと出てきな謎の男も登場しますます今後が気になるところ。
    なにやら八雲と同じく赤い眼を持っていて、影から人を操っているようで。
    八雲の父親?とも思われるこの男がとても気になります。

  • ハラハラドキドキしたい人、非日常を味わいたい人、不思議な力に出会いたい人、ゾッとするような恐怖を味わいたい人には最適の世界。
    読みやすい文章でサクサク読めます。
    ただ本格推理小説を読みたい人には物足りないかもしれません。
    魅力は八雲という主人公の人柄と徐々に見えてくる事件の全貌を追う際のドキドキ感。
    2013.7.1

  • 八雲の所に訪れた、晴香と後藤。別件だったはずなのに、実は事件は繋がっていた。。。面白い展開で、一気読みでした。

  • 後藤は本当に心霊刑事って思われてるの?
    石井は思い込み激しすぎ。せっかく頭も性格も良いのに勿体無い…。
    後藤もちゃんと説明すればいいに。

    我が子の為なら何でもするっていう強い想いが哀しい。

    安藤もあんな目に合わなければ…。

    自称・八雲の父親の目的は何なんだろう。

  • *2010.11 *2013.3

  • 死んだ人間を生き返らせようとする、できない事なのにやろうとしている人間を見ている(自分の頭の中で勝手に想像して動かしていたので、見ていた、の方が私としては合ってるかな~。と!)とゾッとしました。これって、実際に身内の人を亡くさないとわからない感覚なのかな。

  • 医者と川の話。
    八雲が晴香に手を伸ばす。
    一番好きな巻!#2

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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