宵闇迫れば 妻は、くノ一 6 (角川文庫 か 53-6)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043931064

感想・レビュー・書評

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  • 抜け忍となった織江が身を隠して生きていますが、徐々に彦馬との距離が近づいてきているような気がしますね!彦馬に代わって織江が町の不思議な事件を解決するという新たな展開も面白かったです!それにしても雁二郎の正体が明らかになり驚きでした!

  • 刺客との決闘に、九死に一生を得た織江、相変わらずちょっと不思議な事件の解決に関わり続ける彦馬。
    こんな二人が再会できるのはいつになるのだろう。次巻のページを開くとするか。

  • 【収録作品】銀河の片隅で/むなしさの理由/ぺっちゃんこ/芝居好きの幽霊/陸の人魚/殺しの蜃気楼

  • 5巻がものすごい急展開だったので、
    今回は本筋の方があまり動かなくて物足りないようなホッとしたような。
    個人的な事情で読むのに間をあけてしまったので
    今回みたいに謎解き主体で本筋がゆったり進むのはインターバルという感じで
    有り難かったというのはあるが。

    くノ一としては優秀なはずの織江なのに、酒浸りになって乱れてしまうところ、
    更に立ち直るきっかけが彦馬がやるように謎解きをしようと思い立つという辺りが
    普通の女の子っぽくて可愛かった。

    織江を取り逃がした川村真一郎が更に執着を募らせるところはやっぱり怖い。
    とはいえ、部下のお庭番たちにはその恋心(執着)をことごとく見破られている辺り
    まだまだ青いな( ̄ー+ ̄)、という気がしないでもない(笑)。
    夜な夜な雅江の墓参りに訪れる鳥居耀蔵共々可愛く見えてくるところが不可解(爆)。
    とはいっても刺客として宵闇順平を差し向け、
    尚且つ直ぐには殺すなとか言っちゃう川村は可愛くないけど。

    雁二郎の正体が明らかになって吃驚した。
    正体がそれなら、あの並外れた洞察力も納得がいく。
    というか、あれだけ大幅に鯖を読む雁二郎も雁二郎だが
    それをあっさり信じてしまう彦馬も彦馬だよなぁ、と思ったり思わなかったり(笑)。
    その純朴さが彦馬の可愛くていいところなんだろうけど。

  • 大きく変わったこともない巻でしたが、宵闇純平と織江の戦いのラストが一体どうだったのか、分かったときにはびっくりしました。なんてこった…です。
    10巻完結とのことですがまだ6巻。
    続きも楽しみです。

  • 彦馬は相変わらずの謎解きの日々。織江は酒に覚える日々。
    二人の距離は縮まりそうで、縮まらないです。
    最後、衝撃の展開でした。

  • 「妻は、くの一」シリーズ6巻目。
    ドラマで複線の引いてあった部分が少し先行していたんだな…ドラマ側からはいったのでさほどの衝撃ではなかったのだけど、やはり衝撃は衝撃。メインの話よりこっちの衝撃のほうがでかいかも(やはり衝撃だったのかw) あの設定が今後数巻どんなふうに活かされてくるのか楽しみ。

  • すっかりはまってしまった・・・。
    ドラマ化の理由もわかる。
    次巻にも期待。
    ただ,もう少し深さがあったら・・・。

  • 織江に迫る凄腕の追っ手、しかしそこに現われたのは意外や意外・・・

    なるほどそう云うことだったのねって納得する最後でした

    メインの話が面白くなって、最初はそっちが面白かった謎解きがちょっと面倒くさくなってきた・・・

  • 登場人物はみな異能

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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