- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043940011
感想・レビュー・書評
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女性の年齢別に、その激しい恋愛をさらりと描いていく、歴史エッセイ。
さらりとした語り口で、薬にも毒にもならず。
もっと歴史人物についての知識を得てからの本だな。 -
「人生の節目に訪れた恋」という視点から、歴史に名が残る様々な女性たちを描いた列伝風の作品。一人一人のエピソードは短いが、恋のエネルギーには圧倒される。みんな、それぞれの人生を精一杯生き抜いたんだなあ…。
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けっこう期待して読んだんですが、あっさり系で、ちょっと物足りない感じでした。
渋澤 龍彦の「世界悪女物語」なんかは、けっこう楽しく読んだので、作者が女性だからかとも思います。
また、「歴史が語る」という題名なのですが、あんまり歴史に関係のある感じではなかったからかもしれません。
でも、マルグリット・デュラスの話とか、アガサ・クリスティーの話とかは、けっこう好きなので、基本的に、わたしが知っている人の話でないと楽しめてないだけかもしれません。
年齢別に分類してあるせいもあるのですが、後半は、権力を極めた女性が、若い男と……というのが多かった気もします。しかも、女性は、たいして美しくなかった……という話が多かった気が。
このあたりに、作者の好みを見てしまうのは、けっこう意地悪な読み方かもしれません。
「愛人 ラマン」が、70歳の時の作品だというのが、本当にビックリしました。それを知っただけでも、価値はあったかも。 -
ちょっことした時間にちょこっと読むのに最適。