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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044003005
作品紹介・あらすじ
上品・下品、卍字、供養、卒都婆、舎利、荼毘などの仏教語から、
我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで――。
語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、
日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。
名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、
インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩のこらぬよう」執筆された仏教への道案内。
感想・レビュー・書評
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仏教用語を語源に持つ身近なことばの、仏教用語としての語源、日常語としての意味になっているのかの経緯を探っている。サンスクリット語の音訳、漢訳という説明で終わらずに、サンスクリット語としての意味合い、それがどのように漢訳され、そして我が国に受入れられたかが詳細に説明されている。その上で仏教用語としての起源となる神話にも触れており、かなり充実した内容となっていた。
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こういう拾い読みできるのは、意外と好き。時代も変わり、若い頃に読んだものと、引っ張り方がちょいと違うところもあったりするけれど、現代の感覚での読み方も面白い。語源とついているだけあって、確認にももってこいかな?
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