千夜千冊エディション 心とトラウマ (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 63
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044005849

作品紹介・あらすじ

鬱が蔓延している。社員の17%が鬱と診断された会社もあるという。もはやひとごとではい。意識や精神はどこにあるのか。脳と心は別ものなのか。自分の中に別人がいる感覚や、鏡の中に自分がいる感覚。だれもが持ちうる違和感に焦点をあてる。
子どもの期間が長く、子どもの特徴を残したままゆっくりと成熟することを生物学で「ネオトニー」という。人間やカエルなどもそれにあたる。成長しきれない1つ前の段階、それが何らかのきっかけで解除できず幼児性が出てしまうことも、ひとつの精神現象なのかもしれない。
なにかと生きづらさを感じるこの世の中で、自分の中の道しるべにふと気づける本が満載。

感想・レビュー・書評

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  • 精神医学や脳科学についての著作を紹介した書評とエッセイ。面白そうな本が沢山紹介されていましたが、全体的に何となく中途半端な感じも否めませんでした。肝心なところを曖昧にぼかされている印象です。ディディエ・アンジューの「皮膚―自我」は興味が惹かれたので読んでみたい本です。

  • ネオテニーについての文献書評があったので。

  • <目次>
    第1章  心についた傷
    第2章  自分の中の別人たち
    第3章  脳が心を見ている
    第4章  心理学と「私」の間

    <内容>
    心理学系の紹介。難しい本から興味津々の本まで。森田療法の話や北杜夫、斎藤茂吉らの医者としての話、ベストセラーになった『24人のビリー・ミリガン』など。中でも、皮膚と脳は直接つながっている。発生が同じだから、という話が面白かった(『皮膚ー自我』ディディエ・アンジュー)。

  • だれかの「生きづらさ」に目を向ける40冊

    所蔵状況の確認はこちらから↓
    https://libopac.akibi.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2001010138

  • 別人も背中あはいの春ぬるむ

  • このシリーズの中でも比較的わかりやすい部類だと思う。誰でも心と精神についてはもっているわけで、それが未だによくわからないということがよくわかる。

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著者プロフィール

編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。80年代に情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し「編集工学」を確立し様々なプロジェクトに応用。2000年「千夜千冊」の連載を開始。同年、eラーニングの先駆けともなる「イシス編集学校」を創立。近年はBOOKWAREという考えのもと膨大な知識情報を相互編集する知の実験的空間を手掛ける。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開。著書に『知の編集工学』『擬』『世界と日本の見方』『国家と「私」の行方』ほか。

「2021年 『千夜千冊エディション 資本主義問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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