- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044124014
感想・レビュー・書評
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栗本薫さんの濃さに吉田秋生さんのさっぱりとしたイラストが意外に合ってる。当時中学生だった自分には色々痛々しく感じられて途中で読むのを止めていた。完結後機会があって再読。今度は設定に時代を感じて読むのが辛い(笑)。が、それも途中まで。最終巻の後日談「TOMORROW」読み終えたときには深く物語に入っていた。傷を抱えて生きていく登場人物たちに幸あれ。気軽に萌えられるBLではないです。
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う〜ん、なかなかしんどい本ですね。これが9冊もあるのか、、、
そのスジの人には評判いいようですが、私にはキビシイ。主人公二葉は何をグダグダ言ってんだ、って思ってしまいますね。(独白ばかりで実際にはしゃべってませんが。) 登場人物が全員女だと思えばもう少し読みやすいか、と思ってみたりもしますが、それだとやはりちょっと違うかなぁ。 -
物語全体はこの後9巻くらいまで竜一との関係性にどんどん突き進んでいくのだが、やはり読み切りとして書かれた第一話「終わりのないラブソング」が秀逸。読み切りとして1話完結で読んであげたい輝きがある。ヤンキー達のオンナにされてしまっている僕こと二葉と、完全無欠の優等生・勇介の関係が切ない。少年院のフェンス越しのキスはJUNE界屈指の名シーン。
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栗本薫ものは現在BL系を続けて読むパターン。比較的描写はそれなりなんだろうが。主人公に少しだけ似ている部分があるだけに感情移入できる部分もある。でも、本来の想定読者とはやはり離れているのだろう、たぶん。
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すごく痛くて、切ない。吉田秋生先生の絵もあいまって、二葉とアッシュが重なる。二葉の唯一の拠り所が勇介。けれど竜一との関係も気になるところ…、どうなっていくんだろう?
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何ていうかすごいなあと。二葉と竜一に結構救いがない感じとか色々全体的に重いです。
でもBL読む人なら読んで損ないと思いますよ。 -
大学時代に好きになった人に初めて借りた本がコレ。
ごっついヤオイ本。 -
栗本先生の追悼の為読み始めましたが圧倒的すぎてBLの枠にはくくることができないのでこちらの本棚に入れました。
本当に痛くて苦しくてこれでもかと思うくらい痛めつけられてもまだ続いて、本当に地獄が見えそうです。特に初期は。
これがJUNE…と思いながら読みました。耽美中の耽美で名作中の名作だと思います。
ご冥福をお祈りします。 -
「BANANA FISH」の吉田 秋生さんのイラストでした。
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BL小説にハマったきっかけが、いろんな意味でグロいこの小説。
主人公の二葉は暴走族の恋人で、クラスメイトにエイズ扱いされて、少年院では公衆便所..狂ったような運命と粗暴な展開にも、二葉の純粋さが目立ってた。
タンカを切る二葉が一番好きだったけどね! -
終わりのないラブソング〈1〉
1−7巻 番外編「エターナル」
「TOMORROW」の全9巻 -
BL(ボーイズラブ)に興味を持ち始めた人は読んでみても良いかもしれません。ちょっとエログロいです。
もしかしたら興味の無い人にとっても面白いかもしれません。
人間の心理とか関係とか愛とかの方に目が行って、BL部分はさほど気にならないですね。(私的に -
BLというカテゴリがない当時、最初に買い集めたJUNEシリーズ。
男同士というのもさることながら、衝撃的にハードな内容で、恋愛としては切なくて、泣きながら読んだシリーズ。
最近のBLはエッチ主体なモノが多いけれど、人としてどう生きていくのか、なぜ人は人を愛してしまうのかなど考えさせられた。