両手をひろげて (角川スニーカー文庫 38-24 新・風の歌星の道 5)

著者 : 冴木忍

• KADOKAWA (2001年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「今度は、どこに行ったのですか!?」黒獅子ディスクリートは、またもや義務の旅に出発したセラを連れ戻すために、その後を追う。先を急ぐ彼だったが、立ち寄った村で魔物退治を依頼される。村人の願いに負け、退治に向かったディスクリートの前に現れた魔物は、人の身体に獣の頭(しかもガイコツ!)という奇妙な姿だった。どうやらこの魔物、セラたちの行き先を知っているようなのだが…。セラフィン&ディスクリート最後の大冒険。

感想・レビュー・書評

[ainonさんの感想 · 2020年2月13日]

シリーズ5

最終巻


おチビちゃん二人と、黒獅子デっちャンの旅


軽くてほのぼのなお話

[月居遥さんの感想 · 2012年9月15日]

このシリーズは、前史にあたる「風の歌　星の道」を
リアルタイムで読んだ記憶があるので(確か外伝)、
10数年ぶりであります。

前作の子供世代！の話でもありますが、一応今回は
前作ヒロイン・レティシアの弟のディスクリートが主人公、
ですが、むしろ前作主人公・ソードにあまりにも
似ています…幸の薄さが(大笑)。
姉の兄弟姉妹と同じく美形な点だけソードと違いますが。

あと、綺麗な嫁さんをゲットできたところも似ましたね♪
それで幸せになれるかは神のみぞ知るですが。

うん、色々と冴木先生作品らしくて良かった。
今回は子供達、リル、そして珍しい幸の薄い女性キャラである
タニアも可愛かったし。