- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044253066
感想・レビュー・書評
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なんで皆の評価ぎ5じゃないんだ!?びっくりしたぜ。これだからおんなじ人間同士仲良くなれないんだなぁ
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thehinoさんそう思うときありますよね!!(圧)そう思うときありますよね!!(圧)2024/05/04
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短編集。
ちょっとコミカルなものから重ためのミステリまでさまざま
表題作、失はれる物語は…良い話なのかもだけど怖かった。
手を握る泥棒の物語、が話のオチ的には好き -
単行本を持っているので、今回初めて文庫版を読了。『ウソカノ』と『ぼくの賢いパンツくん』は初めまして。
白乙一さん作品の短編集。表題作がたまらなく辛い。『Calling You』『傷』で感じた胸を掻きむしりたくなるような切なさを、『手を握る泥棒の物語』と『しあわせは子猫のかたち』で癒してくれる並びが最高なので、個人的には単行本がおすすめ。悪くはないが、他の作品に収録できなかったんだろうか。
特に『傷』のアサトの心の傷と、主人公との友情には泣かされる。乙一さんはやはり短編集の名手。 -
表題作を含む8作を収録した短編集。 どこか傷つき、孤独で、人と向き合うことに臆病な人物が登場し、 痛みと悲しみを伴うお話が多いけれど、 残酷さや痛みの中にも、 優しさやあたたかさ、美しさを感じられました。 乙一さんが紡ぐ様々な物語に触れられる一冊です。
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確かに、世の中絶望したくなるようなことはたくさんある。
自分に目や耳がくっついていなければ、
どんなにいいだろつと思ったこともある。
でも、泣きたくなるくらい綺麗なものだってたくさんこの世にはあった。
胸が締め付けられるくらい素晴らしいものを、わたしはみてきた。
ーしあわせは子猫のかたち -
GOTHも相当面白かったけど、コレもそれに並ぶくらい面白かった。
ミステリ短編集らしくそれぞれにどんでん返しの爽快感があるのは前提として、切ないけど救いのある物語自体の面白さもしっかりとあるので読んで良かったと思う。
作品名の「失はれる」が旧仮名遣いなのは「晴れる」と掛かっているというAmazonのレビューを見て素晴らしい解釈だなあと思った。
オススメは、しあわせは子猫のかたちと、マリアの指という作品。 -
ウソカノ、好きだなこういう話。
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失はれる物語
蟠りが残るような締め方、感情の板挟みになっている描写が印象的でした。