放課後退魔録ロストガール (角川スニーカー文庫 142-1)
- KADOKAWA (2001年4月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167485092
作品紹介・あらすじ
キャリア二十年の編集者アキコ41歳。優雅な家事手伝いのサユリ41歳。夫と姑に不満爆発の主婦タカコ32歳。いい男をゲットすることに命をかけるOLルリ27歳。立場も性格もバラバラな女四人が今の生活を変えようと動きだした。果たして、自分が本当に居るべき場所はみつかるのか?ユーモアたっぷり、痛快群ようこワールド。
感想・レビュー・書評
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女性4人のそれぞれの日々。
同級生で41歳の独身アキコとサユリ。主婦のタカコは32歳。派手なOLのルリは27歳。
みんなキャラが濃い。
アキコはバリバリのキャリアウーマン。一方サユリはお嬢様で、この歳まで働いた経験なし。
タカコは二児の母だが、姑や夫と上手くいかず…
ルリはド派手でいい男をゲットすることばかり考えている。
ハチャメチャだけど、面白い。
2017.2.5詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学園×妖怪×SF
妖怪の考察がとても新鮮でした。 -
約10年前のライトノベル。
なんていうか、その、このへんのライトノベルを読むと、
在りし日の甘酸っぱい思い出がフラッシュバックしてきますな・・・。
「妖怪化」してしまうと、周囲の人から忘れられてしまう・・・
っていうのが、有りがちかもしれないけど、面白いなあって思いました。
【目次】
放課後退魔録 ロストガール
序章
第一章 妖魔術クラブ
第二章 遊天童子
第三章 見えない家人
第四章 真夜中の地下校舎
第五章 妖魔の箱
第六章 魔戦
終章
あとがき
(イラスト 黒星紅白) -
シリーズ全般の感想です。
タイトルはノーマル(?)ですが、何とも凄い世界が繰り広げられます。
ジャンルは色々、妖怪+宇宙人+ウサ耳+学園ラブ+ドタバタコメディてところでしょうか。
この世界観なのに「ラヴコメ」にはなってないのはポイントかもです。
むしろラヴ部分はストーリー上のシリアス部分?みたいな。
この世界では、人間も「妖怪化」する可能性を持っていて、「妖怪化」をすると「周囲の人間に存在を忘れられてしまう」という恐ろしいもの。
シリアス部分は主人公・丈斗とヒロイン夏芽の「妖怪化」をめぐる部分ですが、この丈斗が関わるコトになる「妖魔術クラブ」には変な連中ばかり(でもカワイイ女の子達)で、他の要素はこっちです(笑)。
あとは丈斗の守護妖怪?遊天童子も華(?)を添えています。
一応4巻までで「完結」となってますが、まだ「○る(←ホントは○の中に「る」)」へと続く模様。
そもそも刊行ペースも何と4巻で3年半はかかっていたりします。
終わったの?続いてるの?を常々味わいながら読みました。 -
読みやすい。
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妖魔とかの不思議を扱ってる世界なのに
書き方が急にリアル的に描かれてたり
それなのに、ウサ耳や生徒会長などの
萌え要素が入ってる。
私的には不思議な作品。
こーいう系統の小説を熟読したこと無かったので
そう感じるのかもしれないけど、
心にぎゅっと持って行かれる作品って
わけじゃなくて、だけど最後まで飽きずに
読めた作品。
夏芽に対しての主人公の執着心が凄い。
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おはぎ3つだ
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全ては、とある夢から始まった――夢と同じ場所にうっすらとした傷があった。そこからウサ耳やら生徒会長やらのおかしげな人々と出会い、妖怪が見えるようになり、学校を守るために闘うはめに。けれど、その妖怪は想い人夏芽に――
とんとん拍子で話が進むのでさくさくよみすすめられます。