GOSICK 3 ゴシック・青い薔薇の下で (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.74
  • (152)
  • (301)
  • (299)
  • (20)
  • (5)
本棚登録 : 2927
感想 : 185
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281083

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人間消失の噂が流れる怪しいデパートの謎解き。ラノベ故にミステリとしては軽めだし話もよくある流れかもだけどキャラ達の掛け合いもあって面白かった。
    そしてヴィクトリカのツンデレっぷりが可愛い〜!
    風邪引いて弱ってるせいでいつもよりデレ多め(1人の時に限り笑)でその可愛さに癒される。

    隠し部屋いくら人目につかないようにしてるとは言え鍵もかけてないのは笑っちゃったな。普通に開いてるんかい^^;

  • ヴィクトリカがツンデレ隠さなくなってきたな…

  • 個人用読書メモ


    ・ヴィクトリカは風邪でおやすみ中。一弥が姉に買い物を頼まれ、ソヴュールでいちばんのデパートに一人で出かけるが、幸か不幸かそこで事件に出くわす。
    ・デパートで少女が消え行く怪談がウワサが広まっていたが、デパートが人身売買オークションの会場となっていた。
    ・ヴィクトリカは不在だったが、一弥からの電話であっさり解決・・・まるで事件のことを知っていたかのよう。
    ・グレヴィールの頭髪がトンガリである理由が判明。

  • 今回は風邪のためにヴィクトリカは家でお留守番。一弥が電話でヴィクトリカに助言をもらって謎を解いていく。
    今回は電話越しでの会話が中心なので、やや2人のやり取りは少なめ。風邪で少し弱きなヴィクトリカと逆に、電話越しだと強気な一弥のやり取りはやっぱり微笑ましくてかわいらしい。
    今回の事件にはあまりそそられなかったけれど、ブロワ警部の髪型の謎が解けたことと、意外にも一途な一面があることを知れたのは良かった。変人キャラでしかなかったけれど、一気に好感を持てたよ。

  • 再読。ヴィクトリカのツンデレぶりが可愛らしい。久城一弥のヘタレぶりも可愛らしい。ツンデレとヘタレのコンビは探偵ものでは意外に定番の関係なんだな。

  • デパートで消える人の謎を解く話。
    まあそうよね、な結末だったけど。

    お兄さんのあの髪型の謎が少しだけ解ける。
    にしてもヴィクトリカの精神的なところがちょっと大丈夫なのか心配になる。

  • 可もなく不可もなく/ 傑作では決してない、しかし暇をつぶせる程度のクォリティは持っている/ 今回は特に安楽椅子探偵だった/ 終盤、カーテンが閉まっているからこそ見つけたあの部屋で、雲が晴れて月明かりが中の人間を照らすの描写に違和/

  • ヴィクトリカのかわいいシーンが多かった。
    この話で少しブロワ警部が嫌いになった。もともと、ヴィクトリカの助言を得て手柄を横取りをして、威張っている様子が好きではなかったけれど、一弥に対する物言いが今回は特にきつくて。
    それにしても、変な髪形は自発的にやっているのではなかったのね。
    ルイジの記憶力には驚き。その頭の良さを生かせそうな機会を得られて良かった。

  • 2017.01.07 読了
    いつも一緒に行動していたヴィクトリカと久城の二人が、今回は別行動で少し物足りなく感じてしまった。
    ブライアンの持っていた人形から「ぐしゃ!」っていう音がした場面では、ヴィクトリカが誘拐されたのかと思ってひやひやした。

    全体のストーリーがどんどん進んできて、久城も一作目に比べてなんだか少し成長しているような気がした。
    風邪で寝込んでいるヴィクトリカはいつもの傲慢な態度とは打って変わって、弱々しくて可愛らしいなあと思った(*^^*)
    4作目も楽しみ☺︎☺︎

  • 今回は時代を感じさせるミステリー
    とあるデパートで起こった複数の謎の絡み合い、ほんとにこういうのあったのかな

    一弥とヴィクトリカの凸凹コンビが今回も…と思いきや、新コンビ結成?!
    この二人はこれはこれで楽しいかも

著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桜庭一樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×