- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044458010
作品紹介・あらすじ
おじの借金のカタに、王貨五枚で身売りされてしまった少年・フィン。身売り先のマスターである男が言うには「世間では私のことを死神と呼ぶ」。人が死神になるのは、どうやら不可能ではないらしい…。かくして男に弟子入りしたフィンだが、いつも人形を抱いていて、自分の代わりに人形に喋らせているマスター本人をはじめ、周囲は摩訶不思議なことだらけ。おまけに、相性最悪な少女まで死神の弟子を志望してきて。
感想・レビュー・書評
-
・ボーイミーツガール。ただし死神の館で。
・フィンは金貨五枚で死神のサイプレスに買われ弟子となる。
・サイプレスはなんのつもりで人間を弟子にしたのか?
・サイプレスがいつも連れている人形は何者か?
・押し掛け弟子のマーリ・レイルとフィンは相性が悪い。
・マーリを案内してきたサイプレスの友人レアは何者か?
・マーリの事情、フィンの事情。
・死神見習いとしてさまざまな死に遭遇する二人。
・フィンとマーリは無事死神になれるのか?
すぐ読める。図書館にいる間に読み始め、読み終えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死神の弟子たちのお話
明るくてちゃっかりな主人公と死神のやりとりに、何が起きるのかなー?
とワクワクしつつ。
物悲しい過去と、
死神のお仕事にまつわるアレコレと
急転直下なラストと。
面白くもなんだか、しんみりさせられる
お話 -
(2001.12.10読了)(2001.12.02購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
おじの借金のカタに、王貨五枚で身売りされてしまった少年・フィン。身売り先のマスターである男が言うには「世間では私のことを死神と呼ぶ」。人が死神になるのは、どうやら不可能ではないらしい…。かくして男に弟子入りしたフィンだが、いつも人形を抱いていて、自分の代わりに人形に喋らせているマスター本人をはじめ、周囲は摩訶不思議なことだらけ。おまけに、相性最悪な少女まで死神の弟子を志望してきて。
☆関連図書(既読)
「女神の刻印1 予言の守護者」樹川さとみ著、中央公論社、1998.07.25
「女神の刻印2 永遠の誓い」樹川さとみ著、中央公論社、1998.09.25
「女神の刻印3 紫蝶の紡ぐ夢」樹川さとみ著、中央公論社、1998.12.20
「女神の刻印4 仮面の聖者」樹川さとみ著、中央公論新社、1999.07.25
「穢土」樹川さとみ著、エニックス、2001.05.11 -
樹川さとみさんが書く本はおもしろいので、探して買いました(。・・)ノ゙
本のあらすじは…。
身売りされてしまった少年・フィン。身売り先は、なんと死神の屋敷。死神と名乗る男に弟子入りすることになる。そこに死神の弟子志願の少女・マーリがやってくる。
相性最悪な少年少女と、摩訶不思議な世界と死神。他にも個性登場人物がたくさんでてきます。
世界観がしっかりしているのに、なぞはなぞとしてちゃんと存在していて、なのにその曖昧さが嫌じゃない。さすがです。流し読みすると細かい部分が分からなくなるのでしっかり読むことをオススメします。
で、読み終わってから、疑問点とか世界観とかを、ちょっと頭で整理してからもう一度読むとまたおもしろい。
個人的には、終わり方とか好きですね。
どんでん返しと愛と。。。
人の想像が作り出すものと世界の残酷なくらいの平等さ。
テンポよく進んでいくのでとっても読みやすくて、内容もあって、なのにおもしろい本でした! -
何度読んでも、マダムのおうちへ行くエピソードが大好きなんです。
-
とても読みやすくて、内容もナカナカ☆でも、せっかく設定いいのに生かしきれてない感じかも?
叔父の借金のカタに死神修行をすることになったフィン。訪れた死神の館にはマスターと死神人形。そこへ見習い希望のマーリを連れた天使レアがやってきた。 -
借本。
著者の本は、これが初めてですが、
割と楽しく読み進める事が出来る作品ですが、
なんか物足りない気がしました。
著者の別作品が読みたいな~。 -
大分昔に読んだものだからあんまり覚えてない。ちょっとインパクト不足かも。この人の本にしては珍しい。
-
テンポが良くてすらすら読めました。樹川先生のユーモアセンスが光ってますv
ただ、楽しかったな。ということは残るのですが、しばらくして思い出そうとするとぼんやりしてしまって…その点インパクトがもう少しほしかったかも。 -
ひょんなことから人間ながらも死神の修行をする少年の話。
何度読んでも良い!
おばあさんまで口説くのが素敵v
一巻きりなのが寂しいです。