シスター・ブラックシープV 花嫁の聖戦 (角川ビーンズ文庫 42-24)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044495244

作品紹介・あらすじ

「会いたかった-私があなたを悪魔から攫ってみせる」冤罪で投獄された司祭ユリエルを救うため、悪魔の手をとった男装の少女コンスタンティン。豪奢な地獄で悪魔に甘やかされる日々の中、彼女は賭けに出る。自分自身を賭けて-「君が勝ったら僕をあげるよ」一方サクスでは、ユリエルがコンスタンティンを悪魔から奪い返し、自分の元へ取り戻そうとしていた。禁断のトリニティ・ラブ・ファンタジー、激動の完結巻。

感想・レビュー・書評

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  • 「悪魔の花嫁」となることを義務付けられた娘が、男装していたりするシリーズの最終巻。司祭、男をやっと見せましたな!けがれてるなら、もうそうなっちゃえよ!というか、愛情の深さでは、「悪魔」の方が深いのではないかというところがこのシリーズの魅力ですね。コンスタンティンは最後まで彼女らしかったですね。よいシリーズでした。

  • 続き書けそうな感じで終わりましたねw

  • うーん・・・これ、最初の状態とどう違うんだ・・・?いや全然違うのはわかってるんですけど、なんかすっきりとしないなー。結局コンスタンスはどちらも選んでないし、多分雰囲気ではユリエルなんだろうけど、三角関係はまだまだ続くっぽい終わり方だったし。これは好き嫌い分かれそうだなぁ。いい終わり方だとは思いますけど、う~~~~ん、私はすっきりしない。すっきりしない終わり方が好きではないので、面白かったけど、評価はトータルで普通という結果に・・・無念。
    あ、バートの展開は好きでした。こうして新たな悪魔は生まれていく・・・みたいな感じが。人間にしては壊れすぎてるとは思ってましたし。
    やっぱり新しくシリーズ始まったデ・コスタ家の方が今のところ好みだなぁ。

  • 結局、三角関係に決着はつかないままなのね。それがちょっと残念。悪魔のラストがとてもカッコよかっただけに、記憶があるのがなー。

    あと、イラストが表情がなくて微妙に怖い。コンスタンティンは全く女の子に見えないし。

  • ブラックシープシリーズ全5巻読了。
    PARTIIが出来そうなハッピーエンディングでしたが、どうかな。
    この結末はこれはこれでよさそうな。

  • シリーズ完結。悪魔の名前(というか呼び名)が最終巻にしてようやく。結構地獄の生活もラブラブで楽しそうだった。ちょっと味気ないか。つうか旦那が奥手すぎてかわいいよ。悪魔とくっついてほしかったけど、こう来たか。まあ復活はするだろうとは思ってたんだけど、また猫だと思ってた。生意気で可愛いな・・・。ユリエルにはこのまま不憫でいてもらいたい(笑)。また新シリーズ始まりそうな含みでしたね。ていうか後書きで初めて知ったんだけど銀のさじで出てたのか単行本!チェックせねば。

  • 二転三転でどうなることかと。新たな話が始まりそうな終わり方だけど、満足。

  • 助祭×悪魔×司祭の三角関係ラブコメでぃ完結編。
    三角関係をどう終着つけるんだろうと思ったけど、
    あえてつけないでおわっていた。。。

    うーん、ハッピーエンドはいいけど不完全燃焼。

    喜多先生の本は2シリーズめなんだけど、
    ”物語が終わった後もこの人たちの人生は続くんだよ”的な
    雰囲気を強く感じさせられる。

    ミディールの今後の話だけでもう1シーズン行けそうだもんね。
    前のも、リティーヤとヤムセの新大陸編できそうだと思ったし。

    個人的には終わりは前回の光炎の方が好きだったかな。
    なんとなーく、ユリシスとコンスタンスがくっつくんだろうけど、
    それを目の前で観ているミディールの方が切ないでしょ。

    だったらまったく別のところで自分の人生見つけてくれた方が
    まあ、いつかはみつけるんだろうけどね。


    でもねえ。
    前半で地獄にいた時のふたりがとってもよかったから、
    このままでもよかったのにとか思ったり。。オイッ!ヽ(`Д´)ノシ


    最後積極的になったユリシスもよかったんだけど。。。


    断片的に良かったけど、物語的な大団円はいまひとつ
    不完全燃焼なのでした。

  • 話としてはすっきりまとまったけど、恋愛関係の決着がなんだかしっくり来ない。
    最終巻だからこそなんだろうけど、今までの【黒い羊】を巡ってのすれ違いやら駆け引きやらがなく、ドキドキ感が薄れてしまったのがちょっと残念。

    でもシリーズの雰囲気とかキャラは大好きなので☆4で!

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著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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