マギの魔法使い 魔法使いは決断中! (角川ビーンズ文庫 44-16)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044497163
作品紹介・あらすじ
「あたしは…ウォレスのことが好きなの」ウィザードを崩壊させるための"種"を託されたエメラルド。(世界のためには必要なもの。でもこれを使ったらウォレスが死んでしまう)さまざまな組織の思惑も巻きこみ、非情な選択を迫られたエメラルドは、必死に自分の進むべき未来を探そうとするが-!?「魂だけになっても、絶対にまた会いに行くよ」切ないウォレスの願いは叶えられるのか!?ついに二人の運命が決する、シリーズ完結巻。
感想・レビュー・書評
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エメラルドがよく活躍したと思う。
ウォレスのエメラルドに対する気持ちの変化にびっくり。
そして、相変わらず結川カズノさんの絵はすばらしいですね。
マギの魔法使いシリーズの中で一番好きな表紙です。 -
2010年5月18日読了
綺麗にまとまって終わってしまいました。
最後の最後まで、ラグナが優しくて頼りがいのあるいい男で堪らんかった。なんで、彼が報われないのか…ちょっと悲しくなる(/_;)
今回はエメラルドが目立っていますが、それに加えてトトが大活躍でしたー\(^o^)/ なんだか大人の男への階段を上ってしまった感じで、私的には可愛いままのトトでいて欲しかったなー。曲者なのかと思ったマンスラも、実はかなりいい人で、トトへの理解を示してくれたしね。
しかし、最後の最後までアルフェッカは執念深いね。嫌がらせなのか、それとも本気で止めようとしたのか。はたまた<宝石>を近づけたくなかったのか。どちらにせよ、彼女の思惑は仄暗いなーって思う。聖樹から解放されて、少しは記憶から吹っ切れるといいんだけどね。
ウィザードであるハロルドは、意外にもしっかりとした人だった。
魂だけになって、コーネリアと再会できたんでしょうか。風と共に去ったコーネリアの魂が、ハロルドに逢えたらいいと願わずにはいられない。
本編の最後は綺麗に終わったけれど、その後の書き下ろしっぽい5年後の話が良かったなー。
本編最後でシルに質問攻めにされるウォレスも見たかったけど、プロポーズをはぐらかされまくってるウォレスも見たかった(笑)すっかりハルベルトはエメラルドのパパの位置にいるし…ww
これからも、彼らは仲良く暮らしていくんだろうなって幸せな結末でほっとしました! -
あの腹黒なウォレスの変化ぶりにびっくりしました!今までに無いくらい超物憂げ。
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大団円ー。何はともあれオメデトウっ。
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とりあえず全部よみましたが、この人の書く話は、風呂敷ひろげてる間が一番好みだと再確認しました。
前のシリーズは中盤で脱落した。
白魔女よそいきモードで頑張ってるのが好きだったので、素ばっかの最終巻はうーん。でも、みんなそこそこ幸せになれたようで良かったです。