オペラ・メモーリア: 祝祭の思い出 (角川ビーンズ文庫 56-7)

著者 :
  • 角川書店
3.53
  • (13)
  • (7)
  • (29)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 120
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044514075

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本編が重たい感じだから、短編で少しでも軽くしたかったのかもしれないけど、カナギがあまりにも喋り過ぎてて好かない。
    当初の設定がそれらしくあったようだけど、最初からこのくらいで進めていてくれてたら、また別の意味で良かったかもしれない…ギャップ作りすぎかな。
    カナギの死にかけ(←言い方)具合が好きだから、あまり元気でいられると違うかなって思う(苦笑)

    バシュラールと詩人の話は、本編にいれて欲しかった。
    この関係になった二人の話がないと分かりづらいなぁとは感じてて、省かなくても良かったと思うし、間延びするほどの話でもないし。
    ストーリー上、省かなくちゃいけないところだったのかな?
    カナギ達よりも身近な存在として関わっていたんだし、間違えると主人公よりも前に出過ぎると判断したのか?

    これはこれとして楽しむべきなんだろう。

著者プロフィール

第3回角川ビーンズ小説大賞にて「即興オペラ・世界旅行者」で優秀賞受賞。受賞作を改題・改稿した「オペラ・エテルニタ」で、2005年9月にデビュー。

「2023年 『サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

栗原ちひろの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×