貴族探偵エドワード真朱の玉座に座るもの (角川ビーンズ文庫 58-15)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044516154

作品紹介・あらすじ

ロンドラで、探偵業を再開したエドワード。そこを訪れたのは、母校の名門パブリック・スクールの校長だった。彼はエドワードが、助手のトーヤと初めて出会った事件の依頼人。そして校長の依頼とは、学校に体験入学する、アングレ皇太子の護衛と再教育だった。早速、母校に乗り込むエドワードだけど!?アングレ女王も登場で、事件は大変な展開へ!待つのは栄光か、それとも…!?貴族探偵エドワード、集大成の第14弾。

感想・レビュー・書評

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  • マチルダ女王の息子…ひねくれて育ったロデリック皇太子がバルフォア校に体験入学するとかでコレット校長からサポート依頼がありトーヤが相部屋になるんやけど二人が簡単に仲良くなりすぎてホンマはこんなうまくはいけへんよなあとか思ったり、エドワードたちが晴れがましくなりすぎたんちゃう? と思ったり。ともあれ最終巻?

  • とりあえずのおしまい。学校で終わるのもまあ、次を計算すればありか。王族を出すのも、華やかでやるな!って感じ。

  • 最終巻

    「お前を見捨てるなんて選択肢は、僕の中にはないよ」

  • 現時点での最終巻
    舞台が一作目の母校になるので、シリーズで一回りしたような感じに。
    でも、今回で完結とは言われていないので、またどこかで彼らの活躍を見れるのかなと期待中。

  • いったんお休み入ってたのね…このシリーズ…。最後の方の全員集合的な部分はどうかなぁという感じだったけど、面白かった、かなぁ。幽霊やら魔物やら出てきてたシリーズだけに、やたら人間くさいなぁという違和感はあったけれど。

  • 大団円ということになるのかな。トーヤの真っ直ぐさ印象に残った。

  • 本文58ページより引用
    「皇太子殿下を、我等がヴァルフォア校で、本物の『君主の卵』にお育てするおつもりが先生におありなら・・・体験入学とはいえ、思いきったショック療法が必要です」
    「と言うと?」
    「本物の庶民を、殿下にガツンとぶつけてみるんですよ。・・・幸い、僕の探偵事務所には、生え抜きの庶民がいます。スラムで育ち、苦しい生活を送った経験があり、しかも理不尽な人種差別を受けたこともある。おまけに、学校まで途中で辞めてしまった・・・そんな人物が」
    「・・・えっ?」
    「ちょ、エドワード、それ、もしかしなくとも・・・」
    「お前だよ、トーヤ。皇太子殿下と行動を共にするのは、お前しかいない」
    「ええええっ!?」
    「い、いやいやいや!無理!俺そんな、お高くとまった奴とか、マジで苦手なんだって!皇太子だろうと何だろうと、偉そうな態度取られたら、絶対我慢できないよ。怒鳴られたら、怒鳴り返すだろうし、殴られたらきっと殴り返しちまうし!」

  • 2011年6月16日読了

    まだまだ続くのかと思ったら、まさかのグランドフィナーレ!
    とはいえ、機会があればまた彼らと出会えそうなのでそれを楽しみにしたいと思う!!

    最後の事件にふさわしく、全員で大きな陰謀をバッサリ!!
    面白くもあり、切なくもあり…そしてトーヤの成長っぷりがわかるお話だった。
    トーヤが復学したら寂しくなっちゃうけど、また一段と成長して帰ってくるんだろうなーと思うと楽しみだ。

    個人的にはもうちょっとブルックとクレメンスのやりとりを見たかったなぁ。ていうか、ぜひ!ぜひスピンオフを!!(笑)
    あの2人の距離感大好きなんだよ…本当はラブラブのくせにっ!←

    また彼らに会える日まで、首を長くして待っていよう!

  • とうとう終わっちゃいましたね。最後にしてはちょっと納得いかないかなー。

  • もう、エドワードたちに会えない!? ついに、一区切りの巻(最終巻という言い方はしないようです)となってしまいました。寂しいです、とても。

    キャラクター勢ぞろいでの、ラスト。このシリーズらしい温かく、幸せなエンディングを迎えても、これで終わってしまうのか……という切なさが。

    今回は女王陛下とその息子、つまり新キャラが登場していましたが、最後ならば今までの登場人物で締めくくってほしかった気もします。

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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