オイレンシュピーゲル弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!(2) (角川スニーカー文庫 200-2)
- 角川書店 (2007年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044729028
作品紹介・あらすじ
あらゆるテロや犯罪が多発し、『ロケットの街』とまで渾名される国際都市ミリオポリス。「黒犬(シュヴァルツ)」「紅犬(ロッター)」「白犬(ヴァイス)」と呼ばれる警察組織MPBの"ケルベルス"が治安を守るこの都市に、ロシアの原子炉衛星"アンタレス"が墜落した。七つのテログループが暗躍する、この事件を収拾するため壊れかけの"ケルベルス"遊撃小隊が、超警戒態勢の街を駆け抜ける-!クールでキュートでグロテスクな"死に至る悪ふざけ(オイレンシュピーゲル)"第2幕。
感想・レビュー・書評
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とりあえず読んだ
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2冊目にして結構大きな事件になってしまってる。ちらちらとスプライト側のキャラも登場していたりして、平行で進んでいる感じ。
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[2013.10.24]
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戦闘シーンはほとんど読み飛ばしてしまった。
ちょっと肌に合わないなぁ。
この文体は建前と本音を対比させるのに持ってこいですが、
状況を説明するのにはどうなんだろ、入り込めない。
上手いとは思うんですけどね。
比べるものでもないのだけれど、
同じ殺伐としていて、
同じ戦う子供なら、
『スカイ・クロラ』のほうがずっと好き。 -
夕霧がかわいい。
こういう無邪気なキャラ好きだな。 -
読まずに図書館に返却。
少年少女の荒んだ感じが、読んだ時点の気分と合わなかったのか、読めなくなった。オイレンシュピーゲルの1巻は読んだが、2巻以降も図書館から来てたけど読まないで返却。
マルドゥックの方も同じように荒んだ感じはあるが、ウフコックがいたことで和らいで読めたのかも。
冲方さんの文章自体はうまいので読みたい作家ではあるが、シュピーゲルやマルドゥックのような荒れた感じはダメかも。 -
縦糸と横糸がすれ違う。
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オイレン側から見たアンタレス事件はスプライトの疾走感とは違って、内面を描くことにより重点をおいた感じ。片方だけでは足りなかった事件の全てが浮かび上がり、より深みを増したものとなりました。小隊メンバーが別行動をとり多視点での描写はそれぞれ味わいが異なり楽しめました。陽炎のミハエルに対するベタぼれとそれを隠し切れずにいる姿が妙に可愛らしいです。そしてエピローグの怪しげな会話の意味は? 次巻も楽しみです。
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カッコいい\(^o^)/
スプライトとのカラミもあって、これからが楽しみだ‼