イヤなことは死んでもやるな

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046045355

作品紹介・あらすじ

やりたいことはなかなか見つからないのに、やりたくないことならたくさんある、というのが人間です。今、私は7つの会社のオーナー業により1億円超の年収を得ていますが、サラリーマン時代はやりたくないことばかりで気が滅入っていました。そんな人生を変えるべく、「やりたくないことリスト」を作ってみると、次第に人生が好転してきたのです。

リストを作って、やめられるものからやめていく。すると、逆に「もしかしたら、これ実現できるかも」という大きなやりたいこと(=妄想)が見えてきます。妄想を抱ければそこに希望が宿りますから、人は前に向かって生きていけるのです。やりたいことだけで毎日を埋め尽くし、それまで抱いていた自分の夢さえも超えるような、途方もない夢を実現してください。

第1章 人目や常識が気になり、なんとなく続けていたことをやめる

・「まず計画を立てよう」はもうやめよう
・できる人はインプットを軽視する
・向き不向きは結果にコミットしない
ほか

第2章 「やりたくないことリスト」で妄想を現実にする

・「できるかどうか」ではなく「やりたいかどうか」
・仮体験することで、妄想を現実に近づけていく
・捨てられる人が成功する
ほか

第3章 「最高の1日」をデザインしてルーティン化する

・たった1万時間の継続で成功者になれる
・「時は金なり」ではなく「時は命なり」
・時間管理をルーティン化する
ほか

第4章 「やりたいこと」だけにエネルギーを集中して、人生を激変させる

・最速で結果が出せる「逆算思考」
・結局、アウトプットを続ける人が成功する
・人と比べた時点ですでに負けている
ほか

感想・レビュー・書評

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  • やりたくないことをなぜ引き受けてしまうか?
    HSPの自分には上司からの依頼を断るということがなかなかの苦痛でした。
    マインドを変えていこうとおもいます。

  • ステップ1 やりたくないことを思いつく限り書き出す
    ステップ2  ステップ1で書いたことを「すぐにやめる」「いずれやめる」に振り分ける。
    ステップ3 やめられたものから消していく

    ポイント ①1日一回は必ず見る
         ②いずれやめることも解決策を思いついたら書き留める
          定期的にリストの棚卸しをする

    ・収入は会う人の数に比例する、自分自身が敏腕の営業マンであれ。
     (本書では年間5000人を目標)

  • とりあえず行動。あとはやるだけ
    あとは捨てる

  • やりたくないリストからやりたいことを逆算していくという考え方に感銘
    また、即断することによって後でのリカバリーがきくので結果よい方向にいくとか、常にアウトプットすることが自身の成長となるなど、まさに自己成長の教本だと感じた

  • 第1章 人目や常識が気になり、なんとなく続けていたことをやめる
    ・「まず計画を立てよう」はもうやめよう
    →計画止まりになるならPDCAはムダ
    計画を立てずともやる

    ・人生に目標はいらない
    →目標は思考をネガティブにする
    目標に縛られるとやりたくないことをやらないといけないという強制感
    出来なかったときは自己嫌悪
    目標ではなく希望をモチベーションに
    (腹筋毎日50回出なく、細身のスーツを着こなすなど)

    ・親や世間体のために大切な時間を切り売りしない
    →人がうらやむものを持っていても、自分にとって価値がないなら手放す
    誰かに認められたところで何の意味もない
    誰かに認められたいという目標で生きるのではなく自分の基準を持つこと

    ・好かれたいならまず自分から好きになれ
    ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブ
    見返りのない愛

    ・やらないという強い意志を持つとやらなくてよくなる

    ・やりたいは不向きに勝てる

    ・自分の大切なエネルギーを怒りで消費してはいけない
    →怒ったからといって何が解決になる?心の消費。いやな気分
    タクシーが道を間違ったとしても、どうすれば早く目的地に着くかを優先すべきであって、相手を批判することが目的になってしまっては本末転倒

    ・成功者は自分の成功した方法を教えたがっている


    第2章 「やりたくないことリスト」で妄想を現実にする
    ・「できるかどうか」ではなく「やりたいかどうか」
    →やりたくないけどやらなきゃで人生を埋めつくさない
    例)掃除・・出来るけどやりたくない
    →やりたくないリスト
    →掃除をしないためには、人に任せればよい
    →お金を稼ぐこととする

    ・何かが違うという小さな違和感を見逃さない
    →なんとなく気が乗らないことはやらない。虫の知らせを大切にする。

    ・やめるにも情熱が必要
    →やりたくないことをなんとしてもやらないようにする

    ・質を大前に量をこなせ
    →何事も量をこなすしか質は生まれない

    ・お金持ちとは人と違うことをやる人

    ・逃げ道を残して成功するほど甘くない

    ・失敗したらダメな方法をまた一つ見つけられた
    →失敗したらやり直せばよい
    失敗したらラッキー。うまくいかない方法を見つけられた


    第3章 「最高の1日」をデザインしてルーティン化する
    ・たった1万時間の継続で成功者になれる。
    →毎日15時間×3年
    ・どんなにやりたいことでも投資回収の見込みが薄ければやめる
    例)40歳から弁護士になる
    →かけた時間で何が出来るのか。何年後にどんなリターンがあるのか。

    ・自分の基準から外れることに時間を使わない
    →飲み会は週2までと決めたら、それ以外は断ると言う基準

    ・「時は金なり」ではなく「時は命なり」
    →日々刻一刻と死に向かっている。そのやりたくないことは、命を削ってまでやる価値があるのか。自分の命を犠牲にしてまでやることなのか考えよう

    ・目標とする人を超えるために何をすればいいのか考える。
    →目標をする人との差はどうやって埋める?何をすればよいか。

    ・成功するには量・質・スピードの3拍子がそろっている必要がある
    →遅い、やらない、たくさんしないは最悪

    ・決断が遅い時点で出遅れている
    →考えてみます、検討しますはスピードがかけている。ビジネスするに値しないと思われるかも。
    その決断の遅さが大きなデメリットになっていることを自覚すること

    ・決断は「理屈」より「直感」を優先する 
    →日頃からやりたくないこと、やりたいことを自分の心に問うてると即断できる
    決断するのに時間を使えば使うほどやらない理由を考えてしまうのが人間。だから3秒で決める。
    マイナス思考を断ち切るためにも日々の決断は3秒以内にした方が自分の望む結果へと進んでいける。

    ・ベストを求めないことでベストな選択が出来るようになる
    →ベストな選択をしようすると考え込んでしまい、決断に時間がかかる。どんなに熟考しても、それが最善であるかどうかは結果を見ないとわからない。もしかしたら一生かかってもベストかどうかわからない。
    その時々でのベターの積み重ねがベストに変わる


    第4章 「やりたいこと」だけにエネルギーを集中して、人生を激変させる
    ・最速で結果が出せる「逆算思考」
    ・成功したかったら成功者の話を素直に実践しなさい
    ・結局、アウトプットを続ける人が成功する
    ・すむところが収入を決める
    ・お金が好きと公言する人にお金は集まる

    ・貯めてから使うのではなく使ってから貯める
    →お金持ちは1万円を貯金するのではなく、1万円で仕入れて3万円で売ろうと考える。

    ・お金の失敗から学べる人は投資家。学べない人は浪費家

    ・人と比べた時点で負けてる
    →他人と比べることに意味はない。比べるなら過去の自分と
    勝手に周りの人と比べて落ち込んでるなんてばか
    なぜあの人はうまくいっているのか、自分とどこが違うのかを分析する。

    ・どんなことでも面白がる。人に頼まれたらまず面白そうですね!
    →難しそうな仕事を頼まれても、この仕事をやり終えたら自分に自信がつくはずだとわくわくする。

    ・人は見た目が9割
    →ファッションに気を遣う人は生涯年収が3000万円違う
    人は話しての話の内容よりもその人の雰囲気や見た目に大きな影響を受ける

    ・成功するまで続ける

  • 二浪して立命館大学に入り、そこから外資系企業で働き公認会計士資格を取得し独立した筆者の心がけや「イヤなことはやらない」姿勢をまとめた一冊。

    本書の中にある通り、本は全てを読む必要なし。
    がまさにこの本につきる。

    見出しと太字で十分。
    20代独身男子向けに書かれた本だなという感想。

  • 【要約】
    ・完璧な準備は今すぐやめる
    →行き過ぎた準備は時間の無駄でしかない。
    例:遠足前夜で色々と準備しまくるが翌日雨で中止
    ・人生に目標はいらない
    →目標縛られ過ぎると、やりたくないけども、やらなくてはいけないという強制感が生まれてしまう。
    ・「やりたい」は「不向き」に勝てる
    →向き不向きに結果は関係ない。「向いていなくても、結果は出せる」ということ
    ・自分の基準から外れたことに時間を使わない。基準から外れたことはしない、捨てる勇気を持て。
    →会社でのランチ、通退勤でのグダグダなど切り捨てる
    ・結局、アウトプットする人が成功する
    ・人が遊んでいる時こそチャンス 成功のチャンスに才能の有無は関係ない。
    【まとめ】
    ・過剰な準備はやめる
    ・人生に「目標」はいらない
    ・「やりたい」は「不向き」に勝てる。向いていなくても、人が遊んでいる時や、自分の基準から外れた事があった時に、勉強をとアウトプットを続けていれば結果はだせる。

  • やりたくないリストを作る。そして、各内容をどうしたら、やらなくていいか考えた結果的にやらなくてもいいようにする。すると、やりたくないことが次々と減るので、楽になる。

  • 有名な著者の書く一冊。
    嫌なことは死んでもするなという著者の思いがめちゃくちゃ伝わってくる。

  • ビジネス書を良く読むが、金川さんの本は気付きや納得が非常に多い。

    行う事はシンプルで、やりたい事とやりたくない事を明確にし、向き不向き関係なく、やりたい事だけをやり続ける。
    なりたい自分を明確に持ち、それに触れる。
    また、すぐに行動に移し、行動しながら起動修正し達成する。
    思考とスピードの重要性を、再認識しました。

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著者プロフィール

金川 顕教(かながわ あきのり)
経営コンサルタント、ビジネスプロデューサー、投資家、事業家、作家、公認会計士、「YouTube図書館」運営
三重県生まれ、立命館大学卒業。大学在学中に公認会計士試験に合格し、世界一の規模を誇る会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツグループである有限責任監査法人トーマツ勤務を経て独立。
執筆活動では、ビジネス書、 自己啓発書、小説など多岐にわたるジャンルでベストセラーを連発。
中国、韓国、台湾、タイ、ベトナム等、世界中で翻訳出版されている。

「2023年 『50代からの「幸せ」設計図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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