地図と読む 新撰組顛末記

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046047007

作品紹介・あらすじ

幕末維新の動乱を閃光のごとく駆け抜けた新撰組。その活動期間は結成から数年程度と短いものであったが、彼らの生き様は今なお人々の心を捉えて離さない。多くの隊士が新時代を見ることなく世を去ったが、なかには明治以降も生き抜いた隊士たちがいた。そのうちの一人、結成時のメンバーにして大幹部として知られる永倉新八は晩年、新聞記者に往時を語り、連載記事として世を騒がせた。それをまとめたのが本書、『新撰組顛末記』である。永倉は何を語り残したのか。その真実がここにある。

*本書は2009年に刊行された『新撰組顛末記』(新人物文庫)を再編集したものです

感想・レビュー・書評

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  • 有り 210.5/ナ/19 棚:4
    御津 小坂井

  • 地図が入ると動きを想像しやすくて、この改訂版の意図は好き。

  • 地図と読む、と銘打つが、今日の史跡情報や、場所の詳細がある訳ではなく、既刊の永倉新八の談話録に、簡単な地図を付けただけで、その点期待外れ。「新選組顛末記」を初めて読む人には、永倉が見聞きした幕末を追体験でき、面白い読み物かと思う。

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著者プロフィール

1839年(天保10)、江戸生まれ。本姓長倉。元は松前藩士。武者修行中に近藤勇に出会い浪士組に参加、新選組結成後は二番組長を務めるなど新選組草創期からの中心人物。甲陽鎮撫隊や靖共隊に属して戦うが、米沢より江戸へ帰還。松前藩への帰藩が許され、藩医の杉村介庵の婿養子となり杉村治備(後に義衛)と名乗る。その後小樽へ移り、樺戸集治監の剣術師範となる。数少ない新選組幹部の生き残りとして、板橋に近藤勇、土方歳三の墓を建立した。1915年(大正4)、病没

「2020年 『地図と読む 新撰組顛末記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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