労働者K

  • 角川学芸出版
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本棚登録 : 46
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046211965

感想・レビュー・書評

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  • 2023/3/29購入

  • 後半はツボにハマった。
    そして、挿絵!

    観劇者のマナー。
    女性限定映画。
    ほぼ自宅のようなホテル。
    間抜けなネーミング。

    最高は日没のふるえ!
    屁のデモテープ。

  • 914.6

  • 「夕刊フジ」的猥雑さが楽しい。文中の中嶋らも夫人の著書の内容に驚く、また聞きならぬまた読み状態。

  • 文体好きだなぁ。

  • すごく良かった!
    思う所が似ていてわははと笑いながら読んだし、
    自分の好きな作家が、世間に対して似たような感情や疑問を持っていることを嬉しく思った。(同じで嬉しい、って意味じゃなくてね)

    毎日寝る前に数本ずつ読んだのであとがきも面白かった!
    芝居をみるのも楽しみ倍増である。

  • 2009/11/17読了。

  • まさに雑文。テーマも共通点もない原稿用紙3枚の文章が並んだ夕刊フジ連載のエッセイ集。毎回、毎回、これだけ統一感のない文章を書けるもんだ。

    著者のケラリーノ・サンドロヴィッチは純粋な日本人。過去にバンド「有頂天」のボーカル、現在では自前の劇団を持ち、演出家、劇作家、映画監督などをこなす。演劇業界では超有名人らしい。

    こうしたマルチクリエーターとしての才能と引き替えに、生活力や金銭感覚は全くない。

    ちなみに、この連載エッセイ終了後、女優の緒川たまきと結婚。この本を読んだ限りでは、結婚なんて絶対にしそうにない人だ。

  • カウンターとしてでしか生きていけないような人。
    決して迎合したくないし、することもできないような人。
     自分のダメさ加減をつまびらかにしてしてくれていて、僕もやっていけるとささやかな勇気をくれる。いや、能力があるゆえに自由放題になれるのかな。 
     なにはともあれ、ケラさんのように生きてみたい

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著者プロフィール

ケラリーノ・サンドロヴィッチ
劇作家、演出家、映画監督、音楽家。1963年1月3日生まれ。
1982年ニューウェイヴバンド「有頂天」を結成。またインディーズ・レーベル「ナゴムレコード」を立ち上げ、70を超えるレコード、CDをプロデュースする。並行して1985年に「劇団健康」を旗揚げ、演劇活動を開始、1993年に「ナイロン100℃」を始動。1999年『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞を受賞、現在は同賞の選考委員を務める。演劇活動では劇団公演に加え「KERA・MAP」、「ケムリ研究室」などのユニットも主宰。2018年秋の紫綬褒章を受章。ほか、各種演劇賞受賞歴多数。音楽活動ではソロ活動の他、2014年に再結成されたバンド「有頂天」、「KERA&Broken Flowers」でボーカルを務める。鈴木慶一氏とのユニット「No Lie-Sense」等、各種ユニットでライブ活動や新譜リリースを精力的に続行中。

「2022年 『世界は笑う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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