プリンセス・ストーリーズ 眠り姫と13番めの魔女 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 45
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046314253

感想・レビュー・書評

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  • 小学生低学年の娘用に購入しましたが、娘にはやはりまだ早かったようです。中〜高学年くらいが読みやすい年齢かな。
    私自身が小学生の頃、小説ドラゴンクエストシリーズを読んで育ったので懐かしいなぁと思いながら読みました。職人たちの(描写の上での)扱い方、魔法にもその世界なりの理論を構築するところ、『プリンセス・ストーリーズ』という題でありながらきっぱりと自立した女性像を描こうとしているところ、久美先生らしいなぁと感じました。
    ☆3にしたのは、兄弟の扱いの比重の偏り(パトリックとマリフィスの物語としては物足りない…)、ネタバレになる先祖と魔女の関係がちょっと…正式な奥様に申し訳ないな…と座りが悪く感じられたこと、から。
    でも、久美先生がいまだこうして世の少女たちのために本を書いているのが嬉しいので別の『プリンセス・ストーリーズ』も読みます。

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著者プロフィール

1959年、岩手県盛岡市生まれ。上智大学在学中に作家デビュー。フィクション、ノンフィクションを問わずさまざまなジャンルの作品を手がけ、ゲームやコミックのノベライズなどもおこなう。おもな著作に「プリンセス・ストーリーズ」シリーズ(角川つばさ文庫)、『丘の家のミッキー』(集英社)など多数。公式サイト「久美蔵」http://kumikura.jp/

「2019年 『プリンセス・ストーリーズ 赤ずきんと狼王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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