moaiさんの感想
2021年6月5日
いきなり終わってビックリした...。 有名な本なのでちょっと期待しすぎてしまっていたかもしれない。 思ったよりファンタジー性の強い小説だった。 黒髪の乙女が先輩を意識し始めたぐらいから面白いなと思い始めたけど、初めの方は結構読みにくくてあまりページが進まなかった。 ただ、登場人物がいきなり繋がった場面は、ちょっと複雑で混乱したが面白かった。
にこまるさんの感想
2020年3月7日
図書館で角川文庫の予約をしたはずだったけれど、順番が来ていざ手に取ると角川つばさ文庫の方だった。 児童向けの為、ふりがながふってあり読んでいて目がチカチカしてしんどかったが、注釈は分かりやすかったので良かった。 先輩が、想いを寄せている黒髪の乙女に近づくための様々な努力と、神様も出てくる日常と非日常が混ざった世界観。とても面白かったけれど、最初に読んだ森見作品が熱帯でとても面白かっただけに期待しすぎたかな。次どうなるのだろうと読んでいる間、楽しい世界に浸れたけれど。
1979年、奈良県生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。同作品は、本屋大賞2位にも選ばれる。著書に『きつねのはなし』『有頂天家族』など。 「2022年 『四畳半タイムマシンブルース』 で使われていた紹介文から引用しています。」