春怨秋思: コリア漢詩鑑賞

著者 : 瀬尾文子

• KADOKAWA (2003年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

高句麗・新羅・高麗・李朝1200年にわたるコリア漢詩の世界を鑑賞した労作。代表的な詩人100人と、珠玉の詩篇146首を厳選し、関連する時調を併載。個々の詩人や作品に対する想いを託した著者自詠の短歌を添えた、詩情溢れる一冊。

感想・レビュー・書評

[librarylovers2010さんの感想 · 2010年10月10日]

内容：高句麗・高麗・李朝１２００年にわたるコリア漢詩の世界を鑑賞
した労作。

おススメコメント：中国の漢詩に関する本は多いが、朝鮮の漢詩を紹介
する本は、ずっと少ないと実感しました。同じの漢詩であっても、異な
った文化による微妙な違いを体験してみませんか。

(大分大学　院生）

著者プロフィール

瀬尾文子（せお・ふみこ）
国立音楽大学准教授。東京大学大学院人文社会研究科博士課程修了（美学芸術学専攻）。博士（文学）。日本シェリング協会第一六回研究奨励賞受賞。主な論文に「ファニー・ヘンゼルのカンタータ《ヨブ》」のジェンダー論的解釈試論」（『美学美術学研究37』二〇一九年）などがある。

「2023年 『近代市民社会の信仰と音楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」