ぼくたちのリメイク9 怪物のはじまり (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 69
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046806086

作品紹介・あらすじ

シノアキの実家帰省についていくことになった恭也。彼女の家庭環境、絵を描くことになったきっかけを知り、自分が彼女にできることは何なのかを考えた恭也は……。

感想・レビュー・書評

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  • なんだろうね
    全てをおいて
    その道に邁進しなければ
    この人であると言えるくらいの
    作品が作れないなんて
    まだまだ、
    未熟でいろんなものが足りないからこそ
    なのかもしれないけど
    健康で文化的な生活をしていた方が
    良い作品を生み出せそうな気もするのだけど
    まだできないからこそ
    自分にしかできない
    作品をどうやって作っていくのか
    その作品を作りながら
    どうやって生きていくか

  •  9巻(+β版)なので基本構造は割愛。
     過労で倒れたメンバーに付き添い福岡の実家へ向かう辺りからの話。
     才能の集まりたちの中で彼らなりの悩みや壁など、ぶち当たった問題をどうにかする流れ。
     この作品は人生のifと、ifじゃなかったらを語った上で、全部纏めて構成される希有なタイムリープ物であり、その構造自体にもの凄く魅力を感じる。
     その激しい環境の中、とんでもないアイデアと行動で、切り抜けていく主人公の活躍が輝いている作品だと認識しているが、今作は割と普通な意見と行動に感じた。
     今後の伏線なのかな。

  • 【電子】体調を崩し福岡に帰省することになったシノアキ。彼女に同行した恭也はそこでシノアキのルーツを知るのだが…。今回も熱い。本作品は巻を追う毎にどんどん熱量が上がってきますね。さて今回は、次のステップへ向けて舵を切るための重要な山場を迎えたように感じました。表現者たちが背負う業は重く時に自分自身を傷つける。でもそれがあるから人の心を動かす作品を作れるのだと改めて思いますね。チームメンバーを独り立ちさせ、次は自分の番と覚悟を決めた恭也は何を創り出すのか。これからの展開も目が離せません。

  • 物語もラストに向かって走り始めたのかなと思わせる展開でした。
    それぞれが自分と向き合い、己の道を突き進んでいく、これが青春とも言えるのでしょうかね︎︎︎︎☺︎

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著者プロフィール

グラフィックデザイナー、ライトノベル作家、サークル「コロリメイジ」代表。大阪芸術大学卒業後、26歳の時に独立。現在はKOMEWORKS代表取締役。近年は配信者としての活動も行っている。デザインの代表作として『ひだまりスケッチ』『ご注文はうさぎですか?』『グリザイアの果実』各装丁・ロゴデザイン、VTuber「ときのそら」ロゴデザイン、「電撃だいおうじ」初代ロゴデザインなどを担当。またシナリオライター・作家として『グリザイアの果実』『蒼の彼方のフォーリズム』『ぼくたちのリメイク』などがある。

「2021年 『はじめての同人誌デザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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