ユビキタス・コンピュータ革命: 次世代社会の世界標準 (角川oneテーマ21 C 44)
- KADOKAWA (2002年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047040885
感想・レビュー・書評
-
ユビキタス・コンピューティングという言葉はそんなに普及してない感があるが、その代わりが「クラウド」なのかなーとも思う。厳密には両者は違うのかもしれないが。Raspberry PiなどOSの載った小さな端末を操作したりネットワークでつなぐという流れや、スマホ経由で家電やガジェットを操作したりという流れも一種のユビキタスであるのかなと。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(2002.10.20読了)(2002.10.05購入)
次世代社会の世界標準
(「BOOK」データベースより)amazon
世界No.1組込OS「TRON」の開発者による、次世代社会の大予測。いま全世界で話題の「ユビキタス・コンピュータ」初の徹底入門。
☆坂村健の本(既読)
「コンピュータとどう付き合うか」坂村健著、光文社、1982.10.30
「電脳都市」坂村健著、冬樹社、1985.05.10
「TRONからの発想」坂村健著、岩波書店、1987.02.27
「TRONで変わるコンピュータ」坂村健著、日本実業出版社、1987.04.25
「電脳社会論」坂村健著、飛鳥新社、1988.10.19
「電脳未来論」坂村健著、角川書店、1989.05.10 -
[ 内容 ]
世界No.1組込OS「TRON」の開発者による、次世代社会の大予測。
いま全世界で話題の「ユビキタス・コンピュータ」初の徹底入門。
[ 目次 ]
第1章 ユビキタス・コンピューティングを知るために(ユビキタス・コンピューティングをイメージするために;パソコン万能主義からの脱却 ほか)
第2章 ユビキタス・コンピューティング社会とセキュリティ(コンピュータ犯罪とセキュリティ;コンピュータ犯罪を可能にする仕組み ほか)
第3章 オープン・アーキテクチャが拓く未来のネットワーク環境(オープン・アーキテクチャとは何か?;時代は「クローズド」から「オープン」へ)
第4章 未来のユビキタス・コンピューティング社会に向けて(ユビキタス・コンピューティングの現状;克服すべき課題 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
今から20年も前にここまでのことを考えていたとはさすがというべきか、驚きだ。
-
最初の方はユビキタスコンピューティングの背景と目指すところが書かれており、非常に興味深い。
中盤は技術的課題の話になって、結局インフラとプライバシーの問題に行き着いてしまっているのが悲しい。
しかし、夢膨らむテーマであることは確かなので、全体的な評価は良好