- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047100305
作品紹介・あらすじ
日本はアメリカを凌駕してはならない。それは、日本の発展の前提である国際的秩序をみずからの手で崩壊させることになるからだ。日本が選ぶべき道は何か?社会がバブルに沸く20年前に現代日本の危機を見抜いていた山本七平が、様々な「日本人論」から浮き彫りにされた日本人の特質と行動原理を独自に検証し、現代の我々に向けて綴った一冊である。
感想・レビュー・書評
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危機の日本人
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[ 内容 ]
日本はアメリカを凌駕してはならない。
それは、日本の発展の前提である国際的秩序をみずからの手で崩壊させることになるからだ。
日本が選ぶべき道は何か?
社会がバブルに沸く20年前に現代日本の危機を見抜いていた山本七平が、様々な「日本人論」から浮き彫りにされた日本人の特質と行動原理を独自に検証し、現代の我々に向けて綴った一冊である。
[ 目次 ]
序章 相手を知るにはどうするか(敵を知るにはどうするか;ギャラップ調査に見る「日本人」像 ほか)
第1章 欧米人の見た日本(宣教師たちは日本をどう見ていたか;「生来、道理に明らか、盗みを憎む…」 ほか)
第2章 『看羊録』の日本(日本に拉致された韓国人の見聞記;上下の区別がなく威厳に欠ける ほか)
第3章 『人鏡論』の日本(世界に類のないユニークな作品;著作者不明の大ベストセラー ほか)
第4章 未来への課題(「仏道のくせは幻術なり、儒道のくせは文辞なり」;「自然」に対する誠実こそ人の「道」 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
プラットホームの維持という視点も入っている。
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日本人がどういうものかを述べてました。結局危機的状況をどう乗り切るべきだったのか覚えてません^^;
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江戸時代などの、欧米や韓国などからみた日本について。
「人鏡論」という民衆の読み物から読み解く文化など。
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思索の加上を助ける。