[ 内容 ]
日本はアメリカを凌駕してはならない。
それは、日本の発展の前提である国際的秩序をみずからの手で崩壊させることになるからだ。
日本が選ぶべき道は何か?
社会がバブルに沸く20年前に現代日本の危機を見抜いていた山本七平が、様々な「日本人論」から浮き彫りにされた日本人の特質と行動原理を独自に検証し、現代の我々に向けて綴った一冊である。
[ 目次 ]
序章 相手を知るにはどうするか(敵を知るにはどうするか;ギャラップ調査に見る「日本人」像 ほか)
第1章 欧米人の見た日本(宣教師たちは日本をどう見ていたか;「生来、道理に明らか、盗みを憎む…」 ほか)
第2章 『看羊録』の日本(日本に拉致された韓国人の見聞記;上下の区別がなく威厳に欠ける ほか)
第3章 『人鏡論』の日本(世界に類のないユニークな作品;著作者不明の大ベストセラー ほか)
第4章 未来への課題(「仏道のくせは幻術なり、儒道のくせは文辞なり」;「自然」に対する誠実こそ人の「道」 ほか)
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[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
角川oneテーマ21
- 感想投稿日 : 2011年5月24日
- 読了日 : 2011年5月24日
- 本棚登録日 : 2011年5月24日
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