いけばな 出会いと心をかたちにする (角川oneテーマ21 B 142)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102750

作品紹介・あらすじ

守り継ぐものがある、だから変化をおそれない。-創造のなかで"現代"と向き合い続ける家元が問う、伝統、いのち、個性。家元継承より十年、花をめぐる随想。作品カラー写真収録。

感想・レビュー・書評

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  • いけばなは人を表すの言葉通り、いけばなの極意は人生の極意に似ている。
    子育てやビジネスにも通じていて、読んでいてとても勉強になった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「いけばなの極意」
      そうかも知れないなぁ(単に知ったかぶってるだけですが)、、、バランス感覚ですよね、調和と、それを崩し、周りを一つの方向に...
      「いけばなの極意」
      そうかも知れないなぁ(単に知ったかぶってるだけですが)、、、バランス感覚ですよね、調和と、それを崩し、周りを一つの方向に導くパワー。「活け花」遣ってみようかな、、、
      2013/04/22
  • この方の父親が『砂の女』の監督さんだったというのが一番の衝撃だった。

  • 『いけばな』もやはり子どもを対象にして裾野を広げているんだなあ〜。これまで通りのやりかたではダメなんだな!何事も!

  • いけばな、というより草月流家元の思うところ。

  • すごく良かった。

  • 読み易いと先生方に好評のようです。内容は無難な気がします。これが個性かなあ。

  • 勅使河原蒼風3代目にしてかかるおとなしい凡人(ご自分で言われている通りの)が生まれたか、の感慨がある。

    家元、家元と何度も出てくる。たしかに彼女の存在の大きな部分だろう。家元としてかくあらねばならないと一生懸命な気持ちが伝わる。毎日の生活は家元100%だったのだろう。
    しかし祖父蒼風は家元制度打破を掲げて世にうって出た人なのだ。父宏は一応それを意識していたと思う。
    茜は<祖父は花のピカソと言われた人>と語って疑いも迷いもない。

    茜の母親はどんな人なのだろう? 本書の中には全く出てこない。名前すら出ない。唯一<父も母も仕事をしていましたから・・・>のくだりがあるので、ちゃんとした社会人だったことは判る。

    今年50才だそうだ。今後無難に務めて、無難に後に継いでいくのだろう。大器晩成と言われるようになるかもしれないし、それはそれでよし。
    草月のために俊才の育成と登用を望む。
    われ等の世代にとって、草月は”新しいもの”でなければならないのだ。

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