DVD付特装版"文学少女"見習いの、傷心。(ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047260290

作品紹介・あらすじ

「きみが大嫌いだ」心葉にそう告げられてしまった菜乃。その日以来、心葉は本心を見せず、取り繕った笑みで菜乃に接するようになる。そんなのは嫌だ!と、夏休み、菜乃はある行動に出るが…。傷心の夏が過ぎ、秋。文化祭に向け賑わう校内で、菜乃はまた新たな出逢いを体験する。不吉な影を背負った少女。彼女に関わる中で、菜乃は彼女の、そして心葉やななせ、皆が様々に心に抱える闇と光を見つめることになる。もうひとつの"文学少女"の物語、第2弾。DVDにはオリジナルアニメーション『"文学少女"今日のおやつ〜はつ恋〜』と、『劇場版"文学少女"予告映像』を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 遠子先輩編から続くシリーズ。
    好きだなーやっぱりこのラノベ。

  • 見習い二作目。怪物に迫る文学少女見習いの純粋である故の葛藤が描かれています。心に怪物を持った人間とも仲良くなれると純粋に考えている菜乃ちゃんにハラハラしてしまいました。ストーリー後半ではあのキャラが重要人物として出てきます。 しかし、心葉君はまだまだ本当の意味で救われていないのだなと琴吹さんとのやりとりを見て感じました。

  • 付録のDVD欲しさに特装版を購入。
    遠子先輩が動く!喋る!

    でも表紙は通常版が好きかも…

    夏休みの話のほうが文化祭よりも印象深い。

  • 一人だけ扱い酷くないか…。
    人は変わっていけるって言うけど、その一人だけ安っぽ過ぎる。変わるというか思い出すという方が正しいのかも知れないけど。天使の歌がそれだけすごいということなのか、そこだけしっくり来なかったな。他のところもダシに使われてたみたいでどうもね。

  • 誰にでも目を逸らしたいと思う自分がいる。でもそれに向き合わなければ、きっと前に進むことはできない。琴吹さんがようやく前に進めそうで良かったです。

  • 本自体の感想は通常版の方に記するとして・・・

    特装版では遠子先輩の背中と菜乃が印象的な表紙。

    DVDにはキャストのトークやショートアニメを収録。

    絵の再現率はともかく、世界観や遠子先輩の語りの演出はなかなかのもの。キャストもぴったりで映画はあと話しさえ詰め込みすぎなければ・・・

  • ようやくななせが立ち直れそう。

  • シリーズも話も文句なしに好きなんですが、正直、菜乃が好きじゃないんですよね…; 近くにいたら確実にイラッとするなぁ…と。いや、いい子なんですけど…個人的に苦手なタイプだ; なので、一度徹底的に打ちのめされればいいかもしれない…と意地悪なことを考えていたのですが、ラストシーンの思わぬ伏兵にもイマイチ気分は晴れません。とりあえず心葉が後輩陣に振り回されるのは落ち着かないです。

  • 目次

    プロローグ 自己紹介代わりの前書き~あの日集めた、たくさんの秘密
    あなたの心にふれた、短い物語
    ”文学少女”見習いの、傷心。
    ”文学少女”見習いの、怪物。
    一章 文化祭に出たいです~。
    ニ章 鴉は鳴き、怪物は訪れる
    三章 愛は憎しみに裏返る
    四章 逢いたい、逢えない
    五章 プロメテウスの罪
    六章 怪物の声を聞くもの
    七章 幕が開くまでに
    エピローグ 翼の名残
    ある日の千愛

  • 今回の題材は「フランケンシュタイン」。
    前の見習いから心葉は1歩歩き出して、本編から止まっていた琴吹の時間もようやく動きだして、これからどうなるかなーって時に最後の最後で予想外の伏兵登場。
    たしかにちょこちょこ出てたキャラではあるが予想外すぎる;;

    見習いシリーズは3冊で終了とのことなので次が最後。いったいどのように締めくくるのか予想つかないが楽しみ。

  • みずうみ と フランケンシュタインをテーマにした外伝。DVDは本編前のエピソード。

  • 合唱部の部長仙道十望子からの依頼で文化祭で劇をすることになった文芸部の二人。演目は「フランケンシュタイン」
    心葉が主役のヴィクター、菜乃がヒロインのエリザベスをやるはずだったが、菜乃の提案でななせがエリザベスを演じることになり、菜乃はウォルトン役に決まる。
    シナリオが完成して練習が始まったが、不気味な現象が起きた。合唱部の部員は怪物が出たと騒ぐが真相は一体?

    文学少女シリーズを読んで遠子先輩と心葉の物語を知っているからこそ菜乃は気に入りません。そのせいかこの本一冊読み終わるのに2週間もかけてしまいました。
    気になる終わり方をしたので続きが気になります。瞳ちゃんは何者なんでしょう。

  • 予約購入

  • 映画がますます楽しみ。オリジナルのアニメも繊細に作られていて◎

  • 「"文学少女"見習い」シリーズは外伝的扱いとなっていますが、遠子先輩がいないだけでしっかり「"文学少女"」やってます。
    本編で大きな役割を果たした人が再登場すると何だか嬉しいですね。
    事件を通じて菜乃ちーが成長し、琴吹さんもようやく大きな一歩踏み出せたので大団円かと思いきや・・・この終わり方はズルい!
    次で終わりとのことですが、見習い菜乃ちーの物語がどういう結末を迎えるのか楽しみです。

  • 10/01/08読了

  • いろんな人との関係性が少し変わった気が。


    瞳ちゃん…

  • あけましておめでとうございます。HNも高梨雛と改めました。
    んでもって年末年始の友は、昨年に続き「文学少女」最新刊。
    菜乃ちゃんの物語第2弾です。
    某セブンのトラブルのせいで、特装版を見たのは今日ですが、
    天の啓示か(アフォ)、通常版の菜乃ちゃんの可愛さに
    通常版を先に買っていました(笑)。

    通常版の表紙も可愛いのでここでは特装版特典DVDの感想をば。

    オリジナルアニメ「はつ恋。」は、良くも悪くも
    「文学少女世界をアニメにするとこれかー!」でした。
    遠子先輩が物語世界にトリップするさまは
    「ミスター味っ子」の味皇様そのもので大受け。
    (ネタが古くてすみません…)
    遠子先輩に「うーまーいーぞー!」と叫ばせたい(大笑)。
    思いのほか入野さんの心葉君、花澤さんの遠子先輩がぴったりで
    大喜び。
    折角「見習い」の特典なので、菜乃ちゃんが凄く見たかったんですが…

    映画予告・オリジナルアニメともに音楽が綺麗で、ココも嬉しい。

  • DVD付きの包装を破けず、結局文庫だけの本を買ってきて、そちらが読み終わったら包装も開けようと思っています。

  • 2009年の締めくくりに相応しい作品。こんなに次巻(春頃発売)が待ち遠しいと思った事がない。それくらいの出来事(ネタバレ禁止)が潜んでいます。

  • 付属のDVD目的。
    アニメのデキだが、原作の遠子先輩の小説を食べ物に例える比喩表現が上手く再現されている。
    これは劇場版も期待できそう。

  • ミスター〇っ子!?

  • 表題作の方は短めの話で、メインは「“文学少女”見習いの、怪物。」。まあ本のタイトルが「~怪物。」だったら見習いシリーズにはそぐわないもんね。「~傷心。」の方にも微妙に「~怪物。」への伏線張られてるし。まさかあの人が再登場するとは・・・菜乃が出会う少女の名前がはっきりと明かされないし、本の頭のイラストでも名前書いてないしで、多分別人なのだろうとは思ってたけど。

    「~怪物。」は元ネタが「フランケンシュタイン」で、現在読んでいる和月伸宏の「エンバーミング」と同じモチーフということで、読んでてそれらが頭の中でリンクしてた。機会があれば「フランケンシュタイン」を読んでみよう。

    菜乃かわいいよ菜乃。遠子先輩の真似して(というか心葉に言われて)本を食べるシーンでは、いじらしさにキュンときた。ななせも一途でかわいいし。「“文学少女”シリーズ」は可愛い子多いね。遠子先輩はもちろん、森ちゃんも僕は大好きだ。

    憧れは痛みを伴うものだから……。大事なものほど、壊してしまうことが恐ろしくて、近づけない……触れることができない……。

  • DVDにホイホイされて予約しました。文学少女可愛い。
    12月26日とか…これなんて自分へのクリスマスプレゼント?

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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