わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か? (ファミ通文庫)
- エンターブレイン (2011年1月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047270268
作品紹介・あらすじ
日々愛欲に悶える中学生・峰倉あすみ。ある朝、怪しい虚無僧に渡されたコンタクトレンズを通して彼女が見たものは、水着やブルマ、メイド服を纏って教室を占拠する"妄想少女"たちだった!彼女のいない男子なら誰もが望む妄想の彼女。だが、あすみの愛する高柳君にはいない!?学校一の"妄想美少女"リサたちと、奪・高柳君に燃えるあすみの恋はどうなる!?第12回えんため大賞優秀賞。
感想・レビュー・書評
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中学校2年生の頃を思い出せられました。
恋愛よりもギター大好きでしたが、放送演劇部で三年生の先輩に発声練習でしごかれて…
おかげで弾き語り大好き人のままです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男子向けレーベルに送ったのは1歩後退でないことを祈りたい
男子中高生には受けなさそうな女子向けライトノベル
男子キャラクタのキャラクタ付け的に
設定も描き様も程よくまとまっているけれど
あまり発展性なさげな印象 -
あすみは、ヘンな虚無僧からもらったコンタクトをつけると、男子につきものの「妄想少女」を見ることができるようになってしまった!あすみがアホだけど好感度高くて楽しく読めた。あの言葉づかい何なのかと思ってたら、そんなネタか(笑)。いや、あすみらしいけど。すげーいい子だなあ>あすみ。そして友達。
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全4巻完結。
とぼけた味わいながら、展開されている話はシリアス。その中で涙が出るほど綺麗なシーンがある。変態メイドの手紙は切なすぎる。
ユイヒメにもっと活躍してもらいたいな。 -
総合的に惜しい作品。
絵師に恵まれキャラも可愛いのに出てくるキャラクター達のほとんどがキャラとして薄すぎて無駄に近い。 -
主人公のあすみは、怪しい修行僧から悪霊がついているといわれ、なぜかコンタクトレンズを貰った。装着すると、男子の妄想から生まれた理想の女の子たちが見えるように。
けど、あすみの想い人である高柳くんには、妄想少女がいない。それはすでに好きな人が現実にいるから!?
みたいな感じの話。高柳くんの友達の妄想少女、リサがとってもいい子。本体はともかく、友情を深めてく姿はよかったなぁ。
ただ、ヒロインの口調がころころ変わるのが気になったかも。 -
謎の虚無僧にコンタクトレンズを貰い、主人公の女子中学生が装着してみた所
男性が妄想する理想の女性が見えると。
その妄想少女と交流する事で、独りよがりであったり、思慮が足りない主人公が
色々と考えて行動していくという話です。
女子中学生の言動が生き生きとしており、ありそうに飛んでいながらも
その浮ついた所を妄想少女という存在が地に足を付けさせる構図が面白いですね。
ラノベでよくある主人公のパターンを少女に当て嵌めている所が他の作品と幾分異なり
今時の女性の積極性と相俟って爽快であるかも知れません。
少年だったら最早ありきたりなのですよね。そのくせ不自然にもてたり。
少女というのは基本的に可愛い存在ですから、それで緩和されている印象があります。
同じ男性としても頭に思い描く女性像がこう言う形で現われるのは面白いと感じます。
理想像に近いのですから基本良い女ですし、そうした妄想少女達と
実在の女子中学生が交流を持ち、自分を磨くという展開も違和感を覚えませんし面白いです。
最初の巻では理想像とそのギャップ、恋愛についてのこの年代の不器用さが
上手く表せているのではないかと思います。
先の展開に期待が持てる作品ですね。 -
女の子の主人公のラノベは初めてだったので新鮮で面白かったです.
話の締めも上手いなと感じる部分が結構あり楽しめました. -
昨今のラノベの感じに、このタイトルだから、もっとアレげなエロい感じだと思ったら、割とまっとう(でもないかなw)なラブコメだった。
充分楽しめたけど、今回のメインキャラ以外にも魅力的なキャラが多いので(鶴ちゃん亀ちゃんとか)、そのへん続刊に期待したい。