東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047277205

感想・レビュー・書評

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  • どんな続編になるのかと思ったけど、ここまでストレートにくるとは。読み終えてみると上下巻なんじゃないかと思えるほどw ほんとうに変化球一切なしの恋愛小説だなあ。
    1巻の少し曖昧だけど彼ららしい、落ち着くとこに落ち着いた着地点。そこをしっかり揺るがして転がるお話に目が離せなかった。それにしても、劇中の『いとしくにくい』はキュンキュンしすぎて困る。
    そして、これ程までに真っ当な恋愛小説でありながら、東雲にスク水もビキニも着せる手腕にも脱帽w

  • まさかの続編。今回もほろ苦さのある青春恋愛物語。まぁ最後は落ち着くところに落ち着いたからメイン側は苦くはないのか。英太の不安な気持ちは身につまされる思いで読んでました。終盤になるにつれてページを繰る手が止まらなかったです。オジサンも本当にこういう青春を送ってみたかったよ。

  • 続きが読めることは素直に嬉しいけれど、多少の蛇足感は感じる。

    なんかちがうんだよなー。新キャラ増やした事で東雲さんの描写が足りなくなったとかそんな所のように思える。

  • 2011 12/30読了。WonderGooで購入。
    付き合いだしたものの侑子のスランプもあって四六時中は一緒にいるわけではない二人の間に、三並に想いを寄せる快活な少女が近付いて来たことで二人はすれ違い始め・・・な巻。
    青春小説の王道展開とは言え、えーいなんでこう、どいつもこいつも自己完結して勝手に思い悩むくせに相手に聞こうとしないのかー。
    なんて考えてしまうのは自分がもういい年こいた大人だからか。
    高校生ってこういうものか。そうだったかも知らぬ。なるほどそうか・・・。

  • 少し近づいたと思ったら、離れていく二人にヒヤヒヤハラハラしっぱなしでした。 間に挟まれる短篇小説もとても綺麗でよかったです。

  •  前巻の『東雲侑子は短編小説をあいしている』がなかなか面白かったので、発売してすぐに買いました。
     前巻からだいたい1年ぐらいたってからの話です。
     今回は学園祭(ほとんど会話に出てくるだけですが)だとか修学旅行だとかが出てきたし、登場するキャラクターも増えて前より少し賑やかな感じがしました。
     主人公の考えに何となく分かるなと共感したり、そこはこうしろよと思ったり応援したりしながら読んでました。
     あと、他の登場人物などに対する主人公のつっこみがちょっと面白かったです。

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著者プロフィール

2002年にファミ通文庫でデビュー。主な著作に『三月、七日。』シリーズ、『東雲侑子』シリーズ(ファミ通文庫)。『デビルメイクライ』シリーズや『鬼武者Soul』などのゲームシナリオの他、漫画原作も手がける。

「2016年 『この恋と、その未来。 ―三年目 そして― 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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