この世界がゲームだと俺だけが知っている 1

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 156
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047288157

作品紹介・あらすじ

"ぼっち"ゲーマーの相良操麻はある日、悪名高いバグ多発ゲームの世界に入り込んでしまう。「理不尽」と「運営の悪意」を具現化したようなゲーム"猫耳猫"の世界でバグ仕様を逆手にとったソーマの冒険がはじまる。

感想・レビュー・書評

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  • ゲームの世界に閉じ込められてしまうまでの流れでは、なぜか倉庫の中にあった既存の「願いをかなえるアイテム」が使われていて、もう少しなぜそれがあるかなどの説明が合ったほうが話についていける気がするかなと思いました。
    また、その世界観をしっかり読者に伝えるためとは言え1ページ以上に渡ってゲーム内のキャラクターに対するネットの反応を書いてあるのは正直読むのがめんどくさく感じてしまいました。

    そこに至る経緯は共感できるように合ったほうが良いが、しっかり作りこんだ設定を表に出して読者に提示するのはほどほどが良いかもしれませんね。

    ストーリーとしては、先に述べた点以外は普段本を読まない方でも読んで楽しめるものだとは思います。

    お時間と興味がある方はぜひ。

  • 最近増えてきた設定、もっと強い方が楽しいのに

  • ゲーム好きな作者がゲーム要素満載で書いた異世界ノベル。
    ソードアートのようにゲームのままではなく、ゲーム世界の物理法則が成り立つような、リアルな世界が構築されてそこに入り込んだという感じだろうか。
    クソゲーをベースにしてるってのは、物語の幅を格段に広げている。というか、なんでもありだ。ゲームあるあるネタが満載だが、ゲームやってない人はついてこれないかもしれない。

  • とある拍子にゲームの世界へ.
    クソゲーとして有名なバグ満載のゲーム世界.
    ゲーム知識を駆使しして
    時にはバグをも利用して
    こっちの世界へ戻ってくるための旅がうにゃむにゃ.

    プロローグの幼馴染の件,本当に必要か?
    そして願いを叶える系のアイテム(らしきもの)が
    大量に眠っている倉庫ってなんなんだよ….

    マリみて道場に糞笑った.
    壁に向かって突進し続ける男と
    それを無言で見つめ続けるシスターとか

    な に そ れ 超 こ わ い (笑

  • 女の子は携帯小説、男の子はネット小説・・・が読みやすいのだろうか。
    ネット小説でラノベ。ターゲットは中高生男子かな。


    主人公は現実の世界から、オンラインゲームの世界に入り込んでしまった大学生・相良操麻(さがらそうま)。
    そのゲームとは、バグだらけのくそゲー・猫耳猫の中だ。くそゲーではあるけれど、そのバグすら愛してやり込んでいたゲームだ。操麻は死なずにゲームから脱出することはできるのか。

    悪気なく100%良い子なのに、モンスターをたくさん引き連れて、プレイヤーをトラブルに巻き込むトレインちゃんをはじめ、ちょっと面白いキャラや猫耳猫のバグの多さが面白い。

  • 今、流行りの、オンライン小説から書籍化、の、ラノベ。
    現在もオンライン連載継続中。

    書籍化される前から面白くて読んでいた。この手の「異世界にきちゃいました」ものは、主人公がチートだったり、なにかとご都合主義が多いけれど、この話ではそれらを、「ゲームのバグとそのバグすら愛するゲーム廃人」という形で消化して、物語を膨らませつつ、キャラクターの魅力を広げるという、見事な手法をとっている。
    今後の連載と書籍化にも期待。

  •  ネット小説の出版は昨今ありふれているが、中でも注目すべき出版だろう。出版された作品をネット上でも書籍でもいくつか読んでいるが、群を抜いて上手い作品である。
     ネット版と違って加筆部分がなかなか多く、ヒロインちゃんの出番が増えているのは旧読者からしても喜ばしい。
     意表をつく展開、ダイナミックなストーリーライン、よく練られた世界観。ライトノベルとして高く評価できる作品である。

     惜しむらくは高価なところか。分量の面で文句なしではあるが、それでもライトノベルでペーパーオーバーは辛いところだろう。

  • やっぱりおもしろい。
    ただの『ゲームの世界』じゃないところが。
    2巻は夏か…。

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