この恋と、その未来。 -一年目 春- (ファミ通文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047297289
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ラノベでこういう風に切り込んでったのは凄かったかも分からんね…
-
2022/04/11-04/13
-
母と姉に虐げられて育った弟くんが、広島の全寮制の高校に行ったら、同室のヤツは「トクベツ」なヤツで……。このうずうず感がたまらない。姉にこき使われていたからか、主人公は「女」に従順で、たまに女言葉もはいってるんじゃないか、というくらいだけどナヨナヨしているわけでもなく。相棒の未来くんも生き生きしていて、でも影があって魅力的です。
-
2017/12/09 京大合同ビブリオバトル 一回戦
-
2017年読了
-
LGBTの認知も高まったこの時代。ライトノベルでも性同一性障害がテーマに…!
主人公はフツーの男の子(定番!)ですが、全寮制の高校に入学。ルームメイトは心は男の子、体は女の子。そのルームメイトが「イケメン」で…という展開。
読んでみると、案外ラノベ的な浮わついた感じ(異常にキャラが立った奴がいるとか)はなく、静かに物語が進行していく印象。1巻の終わりも、あまり疾走感などはなく儚く締まった感じでした。
粗はないけど、この静かさについていけるかは謎。次の巻を借りるべきかどうか、悩むなぁ。。 -
東雲シリーズの雰囲気が好きなので、ならこれも読んでみようじゃないかと。性同一性障害という問題を抱えたヒロイン(?)を中心とした恋模様が切ない……!
あと三好さんみたいな柔らかい広島弁の女の子がとっても好みです。